「不変」という強固な盾で事業崩壊から防ぐ 暗号資産取引所Zaifが顧客の資産を守り抜く
ビットコインなどの暗号資産の売買サービスに加え、ユーザー同士の“取引の場”も提供する暗号資産取引所の「Zaif(ザイフ)」。クラウド上に記録・保存されているユーザーの資産データや取引履歴などが攻撃されると、ビジネスが崩壊しかねないことを懸念していた。そこで採り入れたのが、脅威に侵入されてもデータを完全な状態で保護できる仕組みだ。
脅威からデータを強固に守り
ビジネスを復旧できる仕組みを構築
ブロックチェーンによる改ざん耐性の仕組みを用いて、インターネット上で取引されている暗号資産(仮想通貨)。ビットコインやイーサリアムなどがよく知られている。
そんな中でも、日本で歴史のある暗号資産取引所の一つとして、独自の事業やサービスを展開してきたのがZaifだ。
「Zaifは近畿財務局長第00001号として登録され、十数年にわたって暗号資産交換所を運営してきました。ユーザー同士が暗号資産を売買する取引所と、当社とお客様が直接暗号資産を売買する販売所の両方のサービスを展開しています」
と語るのは、同社 プロダクト企画開発部 部長の佐古夏樹氏である。
株式会社Zaif
プロダクト企画開発部 部長
佐古夏樹 氏
プロダクト企画開発部 部長
佐古夏樹 氏
20年以上にわたり、ウェブサービスのシステム開発・運用・マネジメントに従事。並行してブロックチェーン技術やスマートコントラクト開発に取り組む。2023年にZaifへ参画しシステム部門の責任者に就任。25年より現職。

国の認可を受けてサービスを提供する暗号資産取引所は、ユーザーが取引口座に保有する資産や取引履歴などのデータを厳格に記録・保存し、取引のたびにいつでも利用できるようにしておかなければならない。
万が一、サイバー攻撃などによってデータが消失、あるいは改ざんされるといった事態が発生すると、ユーザーに大きな損失をもたらす懸念があるからだ。もちろん、取引所のビジネスも立ち行かなくなり、社会からの信頼を著しく損なってしまう懸念もある。
そうした「絶対にあってはならない」事態を避けるため、Zaifは、たとえ脅威に侵入されても、データを強固に守り、ビジネスを速やかに復旧できる仕組みを採用した。