
解説

DSS Sustainable Solutions Japan
2026/10/15
資料の紹介
日本の化学工業、エネルギー産業、製造業などの複雑で高いリスクを抱える企業には、優れた安全管理の実績がある。とはいえ、過去に事故がなかったとしても、それが将来の安全を保証するものでもない。そこで、こうした企業の間で、経験に頼った管理から、安全管理の文化を変え、AI(人工知能)や統合データを用いて「見えない重大リスク」を先回りして特定・管理する仕組みに改めようという動きがある。もちろんそのベースには、安全管理だけでなく、オペレーションの最適化や持続的な事業成長に直結させようという狙いがある。
例えば、高温・高圧設備、エネルギー、危険物質の取り扱いにあたって、重大事故につながる固有のリスクが存在すると認識しているポリプロピレン製造会社の変革がある。同社は、コンサルティング会社の支援を受けながら、1年目にリスクマインドを新たにセット、2年目にはプロセス安全管理フレームワークを設定するなどリスクシステムを整備、3年目には、現場の管理者が自ら先回りして管理できる主体性を醸成するといったロードマップに沿って変革を実施した。
本資料では、このポリプロピレン製造会社が、変革を成し遂げるために、どのようなガバナンス組織や安全管理を継続的に推進するための体制をつくっていったか、新たな安全管理文化をどのように現場に浸透させていったかなどについてケーススタディーとしてまとめている。この変革を成し遂げたことによって得られた成果や、現場のリーダーの生の声も収録されている。