
解説

KDDI
2023/11/30
資料の紹介
人材を「資源」ではなく「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」の重要性が増している。2023年3月期以降、企業の「人への投資」は有価証券報告書での開示を義務付けられるようになり、将来を見据えた人材戦略が企業価値を左右することになる。
人的資本経営には、人数や生産性だけを考えた人材管理ではなく、個々が持つスキルや多様性に着眼し生かしていく工夫が必要であり、それを実現できるリーダーも求められる。しかしながら、年功序列やメンバーシップ型雇用を慣行としてきた日本企業は、その多くが新しい時代のリーダー育成に悩んでいるというのが現実だ。
本資料では、人的資本経営の実現に向け、カギとなる次世代リーダーはどう育てるべきかを紹介する。2022年に経済産業省が発表した「未来人材ビジョン」に見られるような、「与えられた職務をきちんと遂行する技能」にも増して「自ら考え、判断や行動に結び付ける能力」を身に付けた人材の育成法として、「リベラルアーツ」を挙げる。「教養」ともいわれ一見ビジネスと関係が薄いように思えるリベラルアーツを身に付けていくことが、リーダー育成にどのような影響をもたらすかを詳細に解説する。VUCA(ブーカ=変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)時代といわれる今、自ら考え想定外の局面で的確な予測と決定ができる人材を育てるための参考としたい。