
解説

SAPジャパン
2023/10/19
資料の紹介
2023年に米IDCが実施した、世界中のデジタルコマース(eコマース)技術のバイヤー132人を対象にしたアンケート調査がある。この調査に回答したのは、総売上高の40%以上をeコマースから得ているという企業(74.4%)だ。彼らが、最新のeコマース技術に投資しようとするときに重視しているのは「統合の容易性」(32.8%)と「ブランドの信用力」(33.6%)だった。
特にシステム(機能)の統合の容易性は、eコマースを活用する多くの企業で課題になっているのではないだろうか。eコマースにおけるアプリケーションの構造は、マイクロサービスの組み合わせか、モノリシック(単一構造)の2つに分かれるが、多くのアプリケーションはその中間に位置する。柔軟性と拡張性を持つマイクロサービスを重視する場合、企業には、拡大し続けるシステムの複雑性を管理するに足るデジタル成熟度が必要となる。一方、安定性や安全性を求めてモノリシックに偏ると、今度はシステムの拡張に苦労する。
本資料は、この課題を解決するeコマースシステム構築についての論文である。労力とコストをセーブしながら、いかに充実した顧客エクスペリエンス(体験)を提供し、自社の得意分野を切り開いていくべきなのか。最善策として「事前構成済みのコマース向けハイブリッドプラットフォーム」による構築が挙げられている。eコマースで持続的な競争力をつけたい企業に参考になる。