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屋外電気機器の暑熱対策に朗報 直射日光下、ゼロエネルギーで冷却する光学素材

解説

屋外電気機器の暑熱対策に朗報 
直射日光下、ゼロエネルギーで冷却する光学素材

SPACECOOL

2024/6/18

資料の紹介

 近年、日本の夏は猛暑が当たり前となり、直射日光に晒される屋外電気機器にも故障や劣化などの深刻な影響が出ている。機器内部の温度上昇を抑える暑熱対策としては、遮光板、冷却ファン、制御盤クーラーの設置などの方法があるが、一度熱がこもってしまうと温度が下がりにくい、定期的なメンテナンスや余分な電力が必要、といった問題が生じる。そこで今、注目されているのが、自然界で起きる放射冷却を利用した技術だ。

 放射冷却とは、熱をもった物が赤外線という形で熱を放射して周囲を冷却する現象のこと。日中でも赤外線放射による出熱は起きるが、それ以上に太陽光からの入熱が大きいために温度は下がらない。これに対して、太陽光の反射率を高め、赤外線を高効率で放射することができれば、夏の炎天下でも温度を下げられる。

 そこで本資料では、効率よく放射冷却することで外気温より温度を下げる光学フィルムを紹介する。この素材は、太陽光と大気からの熱を95%以上反射する遮熱機能と、光学制御により95%以上の熱を大気に吸収されにくい「大気の窓」と呼ばれる波長域の赤外線に変換して宇宙に放射する放射冷却機能を両立している。電力などのエネルギーは不要で、「ゼロエネルギー」で冷却ができる。

 屋外分電盤の実証実験によると、同素材を導入した分電盤では、一般分電盤と比べて最大で10度、盤内温度が下がったという。また、太陽光PCS、通信基地局、空調室外機などでもすでに多くの導入事例があり、高温アラートがなくなった、機械が停止しなくなったといった評価の声が寄せられている。

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    提供:SPACECOOL
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