解説
ClipLine
2022/3/29
資料の紹介
短期間で効率的に売り上げを増やす方法として定着している多店舗展開。スケールメリットにより仕入れの条件が有利になったり、対象地域に集中して出店するドミナント展開によって、認知度やブランドイメージを確立できたりするメリットは大きい。
しかし、店舗数が増えるとマネジメント上の課題が浮上してくる。代表的なのが、店長の「ボトルネック化」だ。店長に本部からの情報や作業が集中し、現場スタッフの教育にまで手が回らなくなる。その結果、店舗のサービスレベルが低下してしまう。
こうした組織マネジメントの課題解決法として、店舗運営のDX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されている。中でも現場で威力を発揮するのが、店舗オペレーションや必要な情報を共有する動画システムだ。店長がスタッフに直接指導しなくても、スタッフは業務の合間に必要なノウハウを自分で学べる。店長の負荷が軽減されるだけでなく、店舗運営の生産性向上やスタッフの離職率軽減も期待できる。
本資料では、動画を活用した組織マネジメントのDXについて、3つのステップで導入法を解説する。「業務改善」「構造改革」「組織機動力の獲得」へと進める。高島屋、吉野家といった小売・外食から、介護・保育、生活サービス、金融、運輸など幅広い分野のサービス業を中心に約1万5000店が実践している。DXを進めた結果、顧客満足度が向上して売上高が30カ月連続で前年比100%を超えた飲食小売店や、スタッフの教育・支援体制が整い離職率を4分の1に低減したスポーツジムなど具体的な成果についても紹介する。