解説
Sansan
2022/5/31
資料の紹介
法改正やESG投資の浸透などにより、年々、企業統治(コーポレートガバナンス)の重要性が増している。ガバナンスがうまく機能していない企業はもちろん、しっかり機能していても情報公開が不十分な企業は投資を呼び込めない時代になった。「いかに不祥事を防止するか」と「いかに企業を成長させていくか」という「攻め」と「守り」のガバナンスが企業に求められている。
だが、経費関連の不正など、いまだに後を絶たない。不祥事を防ぐためには内部統制の強化が求められるが、不十分な企業も少なくない。リスクとなり得る情報の共有体制も整っていないケースも多く見られる。全社で情報共有するためにはIT・デジタル化が欠かせないが、データが部門ごとに分かれ、属人化してしまっているなどの課題もある。効率よく確実にガバナンスを強化するためには、ガバナンス関連業務においてもDXが急務だ。
そこで本資料では、企業法務に詳しい河島勇太弁護士に聞いたガバナンス強化のポイントについて紹介する。まず、ガバナンスが重要になった社会的背景、企業が直面しやすいガバナンス関連の課題について説明する。河島氏はガバナンス強化のカギは「脱・属人化」と「IT活用」だと指摘する。ガバナンスDXを推進するための具体的な方法も詳しく紹介する。