教育とICT Online Special

教育ICTイノベーション2015 REVIEW

教育ICTイノベーション2015 REVIEW 協賛講演

ICT利活用教育に最適なデバイスは「キーボード付きタブレット」

日本マイクロソフト

ICT利活用教育に最適なデバイスは
「キーボード付きタブレット」

ICTを利活用した新しい学習スタイルを実践するには、その目的に合ったデバイスを教育現場に導入する必要がある。日本マイクロソフトが勧めるのは、パソコンとしても使える「キーボード付きタブレット」。4G携帯電話のSIMも内蔵でき、無線LANの電波が届かない校外での調べ学習や持ち帰り学習にも好適だ。

キーボード付きタブレットなら
2台持ちにならなくて済む

寺田 和人 氏
日本マイクロソフト株式会社
パブリックセクター統括本部
文教本部
営業部長
寺田 和人 氏

 「教育現場でICTを利活用したいと考えている学校などから、どのような製品を導入すればよいかというご相談を受けることが多くなりました」。日本マイクロソフトの寺田和人氏は、同社の文教ビジネスの状況をこのように話す。最新のICTで新しい学習スタイルが可能になるということは理解されているものの、5~6年は使い続ける大型の投資になることから、実施には慎重な学校が多いという。

 そうした“悩める”学校に、同社はまずは「教師」、そして「PC教室」「普通教室」、最後に「家庭」という4段階での導入法を提案している。段階的に対象を拡大していけば、使い勝手と効果を確かめながら着実に導入できるからだ。

Windowsタブレットが実現する次の「学び」
Windowsタブレットが実現する次の「学び」
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段階的に対象を拡大して着実に導入していくのがオススメ

 第1段階では、教師自らがICT利活用を実践する。学習用端末の候補となるデバイスを少数導入し、教務や校務で実際の使い勝手を試してみるのだ。学習用端末として日本マイクロソフトが勧めているのは、「キーボード付きタブレット」である。

 理由はいくつかある。

 まず、タブレットはサイズ(ほぼB5)も質量(約1kg)も手持ちに適しているため、机間での指導に利用できる。また、内蔵カメラを使ってその場で撮影したり、無線方式のディスプレイアダプターで電子黒板に表示したり、といった使い方も可能だ。

 さらに、キーボードやマウスを装着できる機種なら校務用パソコンとしても活用でき、“2台持ち”にならなくて済むという利点もある。ドッキングステーションが使えれば、プリンターやDVDドライブといったパソコン用の周辺機器も従来と同じように使用できる。

 第2段階では、PC教室のデスクトップ型パソコンをキーボード付きタブレットに置き換えていく。PC教室のパソコンは5年前後のサイクルで入れ替えることが多いので、そのタイミングで置き換えるように計画すれば導入予算を確保するのもたやすいはずだ。

 当然のことながら、この段階で導入するタブレットには、それまでのデスクトップ型パソコンでできていたことを同じようにこなせることが求められる。具体的な要件はPC教室で行われている演習の内容によって異なるが、キーボード、マウス、プリンターに加えて、ディジタイザー(ペンタブレット)や映像・音声機器を必要とすることも多いはずだ。

 また、寺田氏は「ハードウエアについては、デジタル教材や生徒が作った成果物を保存しておくためのファイルサーバーや電子黒板と接続できることも重要でしょう。ソフトウエアについては、既存のデジタル教材がそのまま使えるのか、各パソコンで何が行われているかをモニタリングして授業運営に役立てる授業支援システム(LMS)に対応できるか、といったチェックが欠かせません」と指摘する。

導入先を普通教室にも広げて 多くの教科で使えるようにする

 PC教室への導入には、次のステップにあたる「普通教室への導入」の事前検証としての意味もある。写真や動画の撮影、電子ペンを使った文字や図形の入力、生徒ごとのユーザーアカウントの使い分け、クラウドストレージへのデータ保存、セキュリティ対策などをこの段階でよくチェックしておけば、普通教室への導入もスムーズに進むことだろう。

 普通教室にキーボード付きタブレットを導入する第3段階の作業は、基本的にはPC教室でのデスクトップ型パソコンの置き換えとほぼ同じやり方で進められる。

 ただし、いくつか異なる点もある。

 まず、普通教室にはネットワーク設備がないことが多いので、タブレットの配備に先立って、無線LANのアクセスポイント(AP)を教室内に設置する必要がある。どうしてもAPを設置できない場合は、LTEなどの4G携帯電話を代替のブロードバンド回線として利用してもよいだろう。「通信費用はそれなりにかかりますが、無線LANの電波が届かない場所でもインターネットを利用できますから、校外での調べ学習にも使えるという副次的な利点があります」と寺田氏は言う。

 また、普通教室では、情報系以外の教科でもタブレットを利用することを想定。したがって、常にキーボードとマウスで操作するのではなく、普段は指を使ったタッチ操作と電子ペン、長い文章を入力するケースではキーボード、という選択肢になるはずだ。

 電子ペンはマウス代わりのポインティングデバイスとしてだけでなく、線や文字を手書きするためにも使われる。「アメリカで行われた調査では、タッチ操作よりも、ペン入力のほうが学習の効果が高く、記憶力が向上するという結果が出ています」(寺田氏)。キーボードを購入しない場合でも、電子ペンは付けておいたほうがよいだろう。

 一方で、教室当たりの利用人数・利用シーンの拡大によってセキュリティ事故が起きやすくなることから、セキュリティ対策を強化する必要もある。ユーザー認証とセキュリティ設定にはActive Directoryなどのディレクトリーサービスを利用し、学習に関係のないWebページにアクセスさせないための仕組み(ブラックリスト/ホワイトリストなど)も用意しておくと安全・安心だ。

“1人1台”体制を実現した上で 持ち帰り学習にも使ってもらう

 最終段階となる第4段階では“1人1台”体制を実現した上で“持ち帰り学習”にタブレットを使ってもらう運用形態も視野に入れるべきである。校外での利用になることから、「有害Webサイトへのアクセス制限」「学校が認めたネットワークにのみに接続できる設定」「アプリのインストール制限」「Web閲覧/書き込み履歴の取得と保存」「家庭学習に使われた時間の確認」などの管理機能は有効にしておくべきだろう。

 典型的な利用法として寺田氏が挙げたのは「学習映像を通学途中に閲覧」「家庭での宿題作成」「家族との学びの共有」など。学校での体制が整っていれば反転授業にも利用できるはずだ。

 既に第4段階の使い方を実践しているある学校では、家庭学習の記録とデジタル小テストの結果をビッグデータとして蓄積・分析し、面談時の資料として活用しているという。

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Windowsタブレットにより、学びのスタイルが広がる。

 タブレットには「タッチ操作対応なので小学生でも簡単に使える」「小型軽量」「バッテリー動作時間が長い」といった魅力がある。さらに、Microsoft Surfaceのようなキーボード付きタブレットはノートパソコンとして使うことも可能。中等教育以上の学生・生徒や教師にはベストの選択肢となることだろう。

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