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Part4:産業用パワーコンディショナ「RPI Mシリーズ」

小型・軽量でタフなパワコンで、分散型太陽光発電システムを実現
図4●産業用パワーコンディショナ「RPI-Mシリーズ」
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 「RPI-Mシリーズ」は、商業施設など中型からメガソーラーまで、さまざまな規模と構成の産業用太陽光発電システムで利用できる、3相パワーコンディショナである(図4)。定格出力が16.5kW、20kW、そして2015年6月に新たに投入する50kWの3機種を用意している。数十年にわたる電源開発を通じて蓄積したデルタ電子の技術を駆使し、98%以上の高い変換効率を実現している。また、小型・軽量の筐体を生かして、パネルの架台背面に取り付け、地形の制限を受けない分散型システムを構築することもできる。

 RPI-Mシリーズでは、トランスレスのインバーター回路を採用することで、98.4%と高い変換効率を実現している。回路は、数々の冷却手法を駆使することで放熱効果を高め、安定動作するようにしている。まず、筐体に放熱性の高いアルミを採用し、対流効果を考慮したヒートシンク設計を施して冷却効率を高めている。また、背面のラジエーターではアルミダイキャストによる一体化構造を採用。さらに底面に冷却ファンユニットを実装して空気を送り込み、対流効果を高めている。冷却ファンユニットでは着脱可能なモジュール設計を採用しており、必要に応じて取り外し、容易に交換やメンテナンスができる。

 さらに、4回路または6回路のマルチストリングにも対応している。加えて、2系統の最大電力点追従(MPPT)機能によって、異なった方角に配向している各ストリングの電力効率が最大になるように自動調整。システム全体の発電能力を最大限まで高めている。

 また、DC入力電圧範囲は、200V~1000Vと広い。このため、多様な太陽光パネルに柔軟に対応できる。例えば設置環境が低温になるケースでも、システムの要求に合った電圧のパネルを自由に選択可能である。

 防水・防塵性能はIP65であり、防錆仕様で、屋外での設置にも対応している。沿岸地域での設置が多い日本の事情に合わせた塩害対策も万全である。DC入力端子ではIP68、AC出力端子ではIP67とより高い防水・防塵性能を確保しており、安定した電力供給を可能にしている。

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