カメラ・アプリケーションの普及と拡大を見据え、アナログ・デバイセズは、バックカメラなどの映像をフルHD画質で伝送できるC2B™(Car Camera Bus)インターフェースを開発した。従来のアナログ・コンポジット信号と同等の安価な非シールド・ツイストペア線を使いながら、フルHD映像を30mまで信頼性高く伝送できるのが特長だ。
アナログ回路技術に対する関心の高まりを受けて、リニアテクノロジーは、「アナログソリューション・セミナー in 大阪」をグランフロント大阪(大阪府大阪市)にて2017年2月24日(金)に開催する。最新のアナログソリューションの動向のほか、LTspiceのハンズオンセミナーなど、明日から生かせる回路設計のノウハウが紹介される予定だ。セミナーや展示の内容について簡単にプレビューする。(続きを読む)
スイッチング電源のEMIノイズを抑えたいというニーズに応えて、リニアテクノロジーは、低ノイズを特徴とする5A出力のスイッチング電源IC「LT8640-1」を開発した。独自の「Silent Switcher」アーキテクチャによって従来製品に比べておよそ25dBμVのEMIノイズ低減を実現しており、CISPR 25 Class
5で規定される妨害波の限度を大きく下回る特性を得ている。センサーが出力する微弱信号や各種の電波を扱う車載エレクトロニクス用の電源ICに最適だ。(続きを読む)
リニアテクノロジーが提供する「ダスト・ネットワークス」はセンサーデータの収集に最適なワイヤレスネットワークだ。近年話題となっている「IoT(Internet of Things)」に代表されるセンサーネットワーク向けのワイヤレス技術として、「決定版」ともいえる存在である。海外ではすでにさまざまな応用に使われているが、ようやく国内でも採用事例が立ち上がってきた。主な事例と、普及を推進する「ダスト・コンソーシアム」の活動について紹介する。(続きを読む)
Ethernetのネットワークを利用して通信データのみならず電力までも送ってしまおうというコンセプトで開発された「PoE」(Power over
Ethernet)が、よりハイパワーへと進化を遂げつつある。なかでもハイパワー版PoEのデファクト・スタンダード(事実上の標準)となっているのが、最大90Wもの電力を給電できるリニアテクノロジーが開発した「LTPoE++」だ。敷設コストや施工コストを削減できるほか、商用電源が利用しにくい環境にも適するため、グローバルな注目を集めている。(続きを読む)
パワーマネージメントデバイスやアナログデバイスで業界をリードするリニアテクノロジーを代表する製品のひとつが「μModule」(マイクロモジュール)だ。特性に優れたスイッチングレギュレータ回路全体をシングルパッケージに封止したのが特徴で、基板の小型化を図れるとともに、電源回路設計や実装設計の負担を大幅に軽減できる。20A出力品および13A×2チャネル出力品を新たにラインアップに加えた「μModule」のメリットについて、ドナルド E.
パオルス副社長に聞いた。 (続きを読む)