日経テクノロジーonline SPECIAL

次世代パワー半導体のインパクト

鉄道、高速エレベータなど、SiCデバイスの社会実装が着々と進んでいる。電力損失の低減や電源回路の小型化など、目に見える成果が出ている。さらに自動車や太陽光発電システムなどへと応用を広げる実証実験も加速。SiCデバイスのユーザー企業には、利用技術が確実に蓄積されつつある。こうした中、NE先端テクノロジーフォーラム「次世代パワー半導体のインパクト~勢いづくSiCデバイス~」が、SiCへの期待感を映す満員の聴講者を集めて開催された。機器メーカーからの一歩突っ込んだ要望と、それに応えるデバイスメーカーの新技術。SiC技術と利用技術の最前線を垣間見た。 (続きを読む

インフィニオン テクノロジーズが、SiCデバイスの分野で、技術開発と事業体制の両面からの大攻勢を掛けている。これまで「信頼性に絶対の確信が持てるまで量産しない」としてきたSiC MOS FETの市場投入に、満を持して踏み切った。さらに、現在保有している技術を補完してSiCデバイス技術をさらに強化し、なおかつSiCウエハーの開発・生産を含めた垂直統合型の事業体制も獲得する。勢いに乗る同社の最新の動きを、Infineon Technologies AG Senior Director Peter Friedrichs氏が解説した。 (続きを読む

消費電力の削減や環境規制のクリアを狙って、家電製品や産業機器への搭載が加速するインバータでの、インテリジェントパワーモジュール(Intelligent Power Module、IPM)の活用が欠かせなくなってきた。より高度な制御を、より少ない部品、より小型の回路で実現できるからだ。インフィニオン テクノロジーズ ジャパン インダストリアルパワーコントロール事業本部 アプリケーションエンジニアリング ヘッドの藤原エミリオ氏が、IPM事業での同社の強みと今後の方向性について、実例を交えながら解説した。(続きを読む