日経テクノロジーonline SPECIAL

Simulation Day講演レビュー

Simulation Day講演レビュー
設計の効率化や品質向上に貢献するCAE(Computer Aided Engineering)は、製造業におけるものづくりのプロセスを革新的に変える可能性を秘めている。クラウド上の高性能な計算処理環境を背景に、多目的設計探査による最適値の探求や、シミュレーションを通した理想形の模索などが短時間で得られるようになってきた。こうした中、「Simulation Day いままでにないデザインを実現する最先端シミュレーション環境」が2016年11月10日に開催され、最先端の設計事例や最新ソリューションを紹介する講演が行われた。新境地を開くCAEの可能性をレポートする。(続きを読む
オートデスク
ものづくり企業では、製品の性能や品質、外観デザイン、環境性能の向上、さらに設計コスト削減や工期短縮など、多くの課題を同時に解決する必要性に迫られている。こうした困難な課題の解決にはイノベーションの創出が欠かせない。そこで強力な武器になるのが、シミュレーションである。いまや、シミュレーションは製品やサービスのあるべき姿を探る技術へとその活用シーンが広がっている。オートデスクは冠者 実氏が、シミュレーションの活用に関する最新技術と、ものづくりの未来への貢献を解説した。(続きを読む
OPTIS Japan
3D CADやシミュレーションの活用により、設計の妥当性や製造性をデジタル環境で検証することは可能になったが、人間の視覚や聴覚にかかわる検証はまだ実機に頼る部分が大きい。この感覚的な部分もデジタル環境でのシミュレーションを可能にしようとしているのがOPTISだ。光の差し込み方なども加味したシミュレーションで、製品が完成する前にユーザーの利用体験を、より現実に近い質感を確認できるようになった。(続きを読む
ダッソー・システムズ
シミュレーション技術の進歩によって、製品の機能や工場内での作業の様子を忠実に再現できるようになった。ただし、実際の設計現場で活用したり、製造技術の高度化に対応したりしていくためには、モデル化や解析手法、最適化など一つひとつの要素技術が優れているだけでは足りない。様々な要素技術を連携させながら、必要に応じて適宜活用できるようにするための統合環境が欠かせない。ダッソー・システムズの高橋直希氏が、シミュレーションをフル活用した設計事例を基に、多様なツールを連携させる統合環境の役割の重要性を解説した。(続きを読む