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日本エンバイロケミカルズ 2014年度タイアップシリーズ(4) 岩手県花巻市立成島保育園を訪ねて

新築完成から十数年──黒ずんだ木肌をよみがえらせることはあきらめていた。ところが、塗り替えに木材保護塗料「キシラデコールコンゾラン」を用いたことで、木質感を損ねることなく黒ずみを抑えることができた。

「キシラデコールコンゾラン」は木材の表面に膜を張る、造膜型と呼ばれる塗料の一つだ。その膜は、柔軟性・通気性・密着性を持ち、フクレ、ワレ、ハガレが起きにくいことから、耐久性に優れる。表面の劣化で木目が浮き出た木材を塗り替えても、膜はその凹凸に追従するので木質感を損ねない。

カラーは18色。木材内部に浸透することで耐久性を発揮する含浸型の木材保護塗料「キシラデコール」と共通の色をそろえる。公共建築工事の標準仕様書に用いられる「木材保護塗料塗り(WP)」の規格適合品なので、公共建築物に使用することもできる。

この「キシラデコールコンゾラン」を塗り替えに採用したのが、岩手県花巻市の山間に位置する市立成島保育園である。園舎の完成は2001年12月。それから12年近くが経過した昨年10月、劣化によって一部は黒ずんでいた木製の外壁を塗り替えで一新させた。

花巻市立成島保育園。昨年10月、木製の外壁と金属製の屋根を塗り替えた。外壁の塗り替えに用いたのは、キシラデコールコンゾランの「ピニー」。写真右上のように、木質感が損なわれないのが、特徴の一つだ

あきらめていた仕上がりの美しさ
コンゾランの採用で回復可能に

瀧田屋塗装店  代表取締役 滝田 吉郎 氏

塗装工事は、地元で創業以来70年近い実績を持つ瀧田屋塗装店が担当。同社代表取締役の滝田吉郎氏は塗料に何を用いるか、まず考えたという。

「下地の状態のまま含浸型の木材保護塗料で塗り替えると、黒ずんでいる箇所が強調されてしまいます。薬剤で下地を処理すればそれは避けられますが、予算が足りません。仕上がりの美しさまで取り戻せないのはやむを得ないと当初はあきらめていました」

塗り替える以上、例えば外壁モルタルのように新築並みの美しさを取り戻せて当然と思われがちだが、木材はそうはいかない。下地処理に予算を投じる余裕があるならまだしも、そうでなければ、仕上がりには限度がある。

一方で、居住環境へのこだわりが強く、揮発性有機化合物の測定調査まで手掛ける塗装工事会社として、園舎内の空気質も気に掛けていた。滝田氏は「保育園である以上、子どもが常時そこにいます。室内では昼寝もします。そこで、溶剤を含まない水性塗料を前提に、塗料の検討を進めていました」と振り返る。

「ここまできれいになるとは!」
第二弾は公園施設の塗り替えに

「キシラデコールコンゾラン」を勧めたのは、塗料販売店であるサンリード東北花巻営業所所長の須藤祐二氏だ。「戸建て住宅の外壁塗り替え工事では、耐久性に優れ、かつ木質感を損ねずに黒ずみを抑えることができる仕上がりの美しい塗料として評価を得ていました」(須藤氏)。

塗膜の耐久性のみでなく、仕上がりの美しさを取り戻せる水性塗料として「キシラデコールコンゾラン」の使用を決めた滝田氏は、実際に使ってみた感想をこう述べる。

「作業員から、『ムラなく塗りやすい』と、評価の声が聞かれます。水性塗料は塗り継ぎムラが出やすい、毛羽立ちやすく、乾きにくいというイメージがありますが、作業に支障はなかったようです。発注者からは『ここまできれいになるとは思ってもみなかった』と、驚きと喜びの声を頂いています」

第二弾として、この9月から始まった花巻市立舘山公園の東屋やトイレなどの塗り替え工事にも「キシラデコールコンゾラン」を用いる。「成島保育園での実績があるので、発注者の理解も得られやすいですね。当初3、4回目までの塗り替えは油性のキシラデコールで対応していますが、それ以降の、古く黒ずんでいる建物には、造膜型の『キシラデコールコンゾラン』が最適です」(滝田氏)。今後も「キシラデコールコンゾラン」を積極的に使用していく考えだ。

“明るく元気な感じ”に生まれ変わりました 花巻市立成島保育園 園長 伊藤 るり子 氏

 2012年度から園長を務めています。就任当時は、雨風を強く受けるからか、とりわけ建物の西面で外壁の傷みがひどく、“真っ黒”と言っていいほどでした。外壁に木材を使う以上はやはり、適切なメンテナンスが必要と思います。外壁と中庭に面したポールを何色に塗り替えるのかを検討した末、外壁は雰囲気がいい「ピニー」に、ポールは、工事の時に窓枠のマスキングに用いたテープの色と新しく塗られていく「ピニー」との対比の良さを見て、テープの色に近い若草色に決めました。

 塗り替えで美しくよみがえって良かったです。明るく、元気な感じの保育園に仕上がったと感じております。(談)

塗り替え前後の園舎。2006年1月に花巻市と合併した旧東和町が2001年12月に建設した。西向きの中庭を平屋建ての建物がコの字型に囲む。気候の影響か、この西面で木材の劣化や黒ずみが著しかったという
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