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Cloud Days 2015|Cloud Days クラウドを用いた働き方改革で新たな事業や価値の創出を提唱

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東芝

クラウドを用いた働き方改革で
新たな事業や価値の創出を提唱

東芝では、価値創造に向けて職場のコミュニケーションを活性化する「ワークプレイス変革」、ICTを活用した「ワークスタイル変革」、個の力を結集して新たな事業を創出する「ビジネスコラボレーション変革」の3ステップを提唱。自社での取り組みを交え、クラウドやソーシャル技術を活用したビジネスコラボレーション環境を紹介。聴衆の注目を集めた。

株式会社東芝
インダストリアル
ICTソリューション社
商品統括部
参事
香川 弘一 氏

ステップ1の「ワークプレイス変革」の場となるのが、2013年10月に開所された東芝の「スマートコミュニティセンター」だ。部門・事業・グループ会社間を横断した技術の融合、価値の創造を目指し、東芝のスマートコミュニティ事業に関連する部門の従業員が働く。異なる部門間でのコミュニケーションを活性化するオフィス環境を用意し、共同作業を支援するビデオ会議やコラボレーションツールなどのサービスをセンター内の高可用なクラウド環境から提供している。

こうしたクラウド環境を安全・安心・快適に活用できる新しい働き方を実現するのが、ステップ2の「ワークスタイル変革」である。シンクライアント化により、タブレットやノートPCなどマルチデバイスに対応するほか、「セキュリティリスクを抑え、社員がどこでも安心・安全・快適にサービスを利用することができることが重要です」と東芝の香川弘一氏は強調した。

マイスターの活動を支える
ビジネスコラボレーションクラウド

ステップ3の「ビジネスコラボレーション変革」は、人とシステム・情報が相互に連携し、企業内に分散する「個」の力(知見、ノウハウ)を結集する。組織の壁を越えたコラボレーションの中からアイデアが生まれ、新たな事業創出につながる。そうした事業創出のキーマンとなる様々な「マイスター」が集い、「コミュニティ・オブ・プラクティス」(知識を生み出す活動のために、持続的な相互交流を行う人々の集団)がいかに形成されていくかが重要になるという。

このマイスターの活動を支える基盤となるのが「ビジネスコラボレーションクラウド」だ。コラボレーションを活性化するオープンインタフェースや、知を結集するナレッジ活用、人と情報のマッチング、お勧めの情報をつぶやくレコメンデーション、エンタープライズSNSといった機能をクラウド上で提供。香川氏は「協創に必要な知識連携を加速します」とした上で、「そこからイノベーションが生まれ、新たな事業や価値が創出されます」とその効果をアピールした。

東芝では、音声認識技術を使って知識を電子化するサービスや、ナレッジ共有、セキュアな情報配信などを支援するサービスを自ら活用している。「これまでの自社での実証を通じ、既存の業務アプリケーションからマイスターに情報を届ける仕組みや、より効率的に人と知識の出会いを支援するためのコンシェルジェサービスが必要なことが明らかになっています」と香川氏は熱く語った。企業のワークスタイル変革を支援する東芝の実践例は、会場の聴衆に強い印象を残したに違いない。

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