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Cloud Days 2015|SmartPhone & Tablet 2015|最新モバイルプラットフォームでタブレット用の業務アプリを開発

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日本IBM

最新モバイルプラットフォームで
タブレット用の業務アプリを開発

タブレットの社内導入は済ませたが、まだ業務アプリは載せていない──。そうした“もったいない”状況を打破する切り札となるのが、開発/運用支援ソフトウエアをまとめたプラットフォームだ。IBMが提供しているのは、IBM Bluemixなどの上で動作するIBM MobileFirst Platform。すでに、世界の先進企業で実際の活用が始まっている。

日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウド事業統括
クラウド・ソフトウエア事業部
IBM MobileFirst/Bluemix
テクニカル・セールス
佐々木 志門 氏

「皆さんの会社では、もうタブレットを社内に配布しておられますか?」

セッションの冒頭、日本IBMの佐々木志門氏は会場内のモバイル端末ユーザーにこのような質問をモバイルアプリを使って投げかけた。回答者41人のうち、「配布済み」と答えたのは23人(約56%)。タブレットが企業内にも普及していることは、この結果からも明らかだ。

「ただ、出荷台数が年々伸びていく一方で、累計稼働率はゆるやかに下降を続けているという調査結果もあります」と、佐々木氏。社有タブレットの稼働率が高まらないのはモバイル版の業務アプリを開発・運用している企業が少ないためではないか、との見方を示した。

セッションで佐々木氏が示したデータによれば、モバイルアプリの開発と運用にかかるコストのうち、セキュリティ確保、アプリケーション管理、プッシュ通知、位置情報取得、利用分析などに費やされる部分は全体の約70%。そうした“隠れコスト”を圧縮するにはモバイルアプリ用のプラットフォームを導入するのがよい、と佐々木氏は勧める。

モバイルアプリの開発と運用を
クラウド対応のソフトで支援する

IBMはIBM MobileFirst Platformを提供しており、世界の様々な企業・団体で活用されている。例えば香港の鉄道会社MTRは、スムーズな運行を支援する企業内iPad/iPhoneアプリの数々を、暗号化など高度なセキュリティを担保しながら実現。全米テニス協会(USTA)はiBeacon対応のモバイルアプリを開発して、スポンサーが観客と適切な場所とタイミングでつながる仕組みを完成させたという。フィットネスサービスのRunKeeperは利用者増に伴うパフォーマンス/スケーラビリティ低下を回避する目的で、データベース基盤をPostgreSQLからDBaaSであるCloudant NoSQLに切り替えた。カナダのタンジェリン銀行は、MQAでアプリのレビューを分析、直接エンドユーザーからの要望を受けて、アプリの差別化を行っている。

IBM Bluemixなどのクラウド上で動くこのプラットフォームに含まれるのは、モバイルアプリ開発/運用管理ソフトウェアのMobileFirst Server、Cloudant、Mobile Quality Assurance(MQA)やアプリ開発用のツール群など。MQAはモバイルアプリのユーザーテストやフィードバック・アプリ品質管理などをするためのサービスだ。また、CloudantはJSONドキュメント指向データベースのApache CouchDBをIBM Bluemixで利用できるようにしたものだ。

このような新しいテクノロジーで企業競争力をつけるためにも、IBM MobileFirst Platformで開発/運用の生産性を高めることが望まれると締めくくった。

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