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大阪ガスケミカル 2015年度タイアップシリーズ(1)「丹波年輪の里」

日本エンバイロケミカルズ株式会社は、2015年4月1日付けで、大阪ガスケミカル株式会社と合併し、社名を大阪ガスケミカル株式会社に変更しました。
今後は、両社の主要事業を組み合わせた総合機能性材料メーカーとして、お客さまのあらゆるニーズにお応えし、価値あるソリューションをご提供してまいります。

地元では公共木造建築物の先駆として知られる兵庫県立丹波年輪の里。完成から25年以上が経過した昨年度、劣化度合いを調べたうえで改修工事を実施。冬の厳しい気象条件下での工事ながら、屋外木部は高耐久性木材保護塗料「キシラデコールコンゾラン」によって色鮮やかに蘇った。

有限会社ウッズ 取締役 一級建築士 安田 哲也 氏
有限会社ウッズ
取締役 一級建築士
安田 哲也 氏
木材を調達する木材コーディネーターとともに有限会社ウッズを共同で経営。建築設計のかたわら、地域の森づくりを推進するNPO法人サウンドウッズで地域産材の普及に向けた仕組みづくりや人材育成などに携わる

「木材は、時間の経過とともに朽ちていくものではなく、味わいの深まるもの。それが、魅力です。今回の改修工事では、既存建物の色使いや質感を踏襲して、可能な限り原設計を復元することに努めました」。兵庫県丹波市内で建築設計事務所を営む安田哲也氏は、だからこそ木材を活用した建築物には適切な手入れが必要という。

兵庫県内で公共木造建築物の先駆けとして知られる県立丹波年輪の里は、その安田氏が、改修設計を担当した建築物である。開設は1988年4月。屋外木部の塗り替えはこれまで何度か実施してきたが、補修を含む改修工事は初めてだ。

塗膜にひび割れやはがれ
印象変えずに耐久性向上

塗料で保護されるべき屋外木部は、直前の塗り替え工事で使用した造膜型のウレタン系塗料の劣化によって、外見が損なわれていた。「木材の動きに塗膜が追従できず、旧塗膜にひび割れやはがれが見られました」。安田氏はそう振り返る。

丹波一帯は、夏暑く、冬寒い、という盆地型の気候。そのため、温度・湿度の変動が大きい。木造の建築物では、温度・湿度の変動による木材の変形を前提に、納まりや塗料などを決めなければならない。さすがに、同じウレタン系の塗料は使えない。何を使うか――。

安田氏はここ10年、各種の塗料を使ってみて、その経過を追ってきた。5年後、10年後、建築物の魅力を高めることのできる塗料を探し続けてきた。ところが自身の経験のなかでは、信頼の置けそうな塗料にはまだ出合えていない状況だった。

そこで改めて自身の経験の枠を超え、使用実績や製品性能を評価した結果行き着いたのが、屋外木部専用の木材保護塗料「キシラデコールコンゾラン」である。造膜型の水性塗料。耐候性・耐久性の高さが、最大の特徴だ。

工作室を備えた「クラフト館」。ハーフティンバー様式を採用していたが、改修工事で外壁面の下半分は大壁に改め、外壁面を「キシラデコールコンゾラン」の「ジェットブラック」で仕上げた。写真右下は、研修室や展示室などを備えた「木の館」。黒く見える外壁面は、やはり「キシラデコールコンゾラン」で仕上げた。これらを含めて屋外木部にはすべて、「キシラデコールコンゾラン」を使用する
工作室を備えた「クラフト館」。ハーフティンバー様式を採用していたが、改修工事で外壁面の下半分は大壁に改め、外壁面を「キシラデコールコンゾラン」の「ジェットブラック」で仕上げた。写真右下は、研修室や展示室などを備えた「木の館」。黒く見える外壁面は、やはり「キシラデコールコンゾラン」で仕上げた。これらを含めて屋外木部にはすべて、「キシラデコールコンゾラン」を使用する

実績に感じた大きな安心
木の風合いを生かした仕上がりを評価

秘密は、塗膜特性にある。塗膜が木材に密着していることから、まず膨れが生じにくい。通気性が高いので、蒸れも生じにくい。さらに柔軟性に富んでいるので、割れも生じにくい。木材の自然な動きに塗膜がしっかり追従できるわけだ。

しかも、防腐・防カビ・防虫効果のある薬剤を含む木材保護塗料。公共建築工事標準仕様書や公共建築改修工事標準仕様書などに定められている「木材保護塗料塗り(WP)」の規格適合品として認定を受けている。

色付きの良さから、塗り替えにも向く。通常、古くなった木材は塗料をよく吸い込むため、色付きが不足したりムラが生じたりする。しかし「キシラデコールコンゾラン」は、古材でも色付きが良いことから、明るく仕上げることができる。カラーは、キシラデコールと同じ色を含む18色をそろえる。

安田氏が評価したのは、使用実績。過去の実績が、信頼感につながったという。「キシラデコールは歴史ある塗料です。トライ&エラーを経て、いまに至っていると思います。その実績を評価しました。実績があると、安心感も大きいですね」。

丹波市内で築100年以上の歴史を持ち、この3月に「たんば黎明館」として生まれ変わった建築物が同じ塗料を使っていると聞いて現地に赴き、そこでも安心感を得る。「造膜型のわりに浸透性があり、色付きが良くきれいに仕上がるだけでなく、木の風合いを損ねることなく仕上がる点も、そこで確認できました」。

初めて使ってみた「キシラデコールコンゾラン」の評価は、どうか。安田氏は「色ムラが少なく、仕上がりは均一で良かった」と満足そう。「今回の実績を踏まえてまたぜひ使いたい」と、塗料との出合いを喜んでいる。

クラフト創造遊苑「兵庫県立丹波年輪の里」
クラフト創造遊苑
「兵庫県立丹波年輪の里」
所在地/兵庫県丹波市
構造・階数/木造・2階建て
開設年月/1988年4月
改修工事期間/2014年12月~15年3月
木工クラフトを中心とする文化活動のほか、スポーツ・レクリエーション活動の場を提供する
木材保護のトータルソリューションパートナー 大阪ガスケミカル株式会社

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