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Automotive Technology Forum 2014 summerレビュー 『自動車の予防安全技術と運転支援システム』

トレンド解説
「自動車は運転者によって制御されなければならない」という自動車開発の前提を1968年に定義したウイーン交通条約が、2014 年3月に改定。交通事故の削減と高齢化対策、環境問題への対応に向けて、自動運転が合法化された。自動車開発の新時代の幕開けである。これを受けて、「自動車の予防安全技術と運転支援システム」をテーマに開催されたAutomotive Technology Forum 2014 summerでは、自動運転の実現に向けた最新の技術開発動向が紹介された。(続きを読む
日本アルテラ
ADASを発展させ、自動運転を実現するためには、センサーから取り込んだ莫大な情報を迅速に処理できる高度な半導体チップが欠かせない。ただし、高性能なマイコンを使えば簡単に対応できるという状況ではなくなっている。解決策として期待を集めているデバイスがFPGAだ。日本アルテラ シニアFAE マネージャーのブラッド・カデット氏が、ADASや自動運転でのFPGAの適性を解説し、東京工業大学などと共同で進めてきたステレオビジョンのFPGA向けIPの開発の成果を報告した。(続きを読む
日本シノプシス
ADAS機能の普及や自動運転技術の実用化が進む中、日本シノプシスは、「バーチャル・プロトタイピングによるADASシステムSWの安全性と信頼性の向上」と題し、車載ソフトウェアの早期開発と品質向上を実現するバーチャル・プロトタイピング手法について講演した。パソコン上に構築した仮想的なハードウェアモデルを使って、実ハードウェアの完成を待つことなく、ソフトウェアの開発と検証を進められるのが特長で、リグレッションテストや故障テストなどに効果を発揮する。(続きを読む
TRWオートモーティブジャパン
2、3年先をメドに、条件付きの自動運転機能を備えた自動車が、高級車から次々と市場投入され、大衆車も運転支援機能の搭載が当たり前になる。こうした市場の動きに沿って、周辺環境を正確に検知し、車両を制御するセンサーの開発が進められている。TRWオートモーティブ・ホールディングス グローバルエレクトロニクス部門 プロダクトプランニンググループ担当ディレクターのアンドリュー・ワイデル氏は、レーダーとカメラを中心に、自動運転や運転支援に向けた最新の技術動向を紹介した。(続きを読む
NXPセミコンダクターズ
「Automotive Technology Forum 2014 summer」でNXPセミコンダクターズは「Secure Connections for Smart Cars」と題して講演し、自動運転の実用化に向けた課題のひとつとして挙げられている車々間通信(C2C)や路車間通信(C2X)の情報セキュリティ問題と、同社の取り組みを紹介した。公開鍵暗号によるデジタル署名によって情報の正当性を保証する仕組みの構築と、暗号キーのマネージメントスキームやセキュリティを対象にしたエコシステムの確立が必要と指摘した。(続きを読む