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part5:EtherCAT対応サーボドライブ「ASDA A2-E」

高速フィールドバスで実現する、より高速で正確なリアルタイム制御

モーションコントロールではコマンドソースと駆動部の距離をできるだけ近づけることが課題となっている。「ASDA-A2シリーズ」は外部コントローラーの使用を極限まで減らすことを考慮して開発されている。20ビット分解能のエンコーダーによって、高い位置決め精度を実現。電子カムを標準装備しており、ソフトウェアによってプロファイル編集ができる。特に高精度での同期が求められる用途に適している。

「ASDA A2-E」は、EtherCAT通信インターフェースを内蔵した高度なACサーボドライブである(図5)。最大5.5kW/400Vのモーター駆動が可能で、200Vタイプと400Vタイプがある。

図5●EtherCAT通信インターフェースを内蔵したACサーボドライブ「ASDA A2-E」
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EtherCATは、Ethernetとの互換性があるファクトリーオートメーション(FA)システムを構成するためのフィールドネットワーク技術である。FAシステム向けフィールドバスの規格である「IEC 61158」と、可変速駆動システムのプロファイルの規格である「IEC 61800-7」としてオープン化。対応した半導体製造装置、工作機器、射出成形機などは、日本でも数多く利用されるようになった。

ASDA A2-EでEtherCATを介したフィールドネットワークを構築することで、ハイエンドのアプリケーションにおいて、高速で正確なリアルタイム制御が可能になる。デバイスプロファイルには、モーションコントロール向けの「CiA402」と同じ「CoE(CANopen over EtherCAT)」を採用している。

さらに、非常時にモーター駆動電流を遮断するセーフトルクオフ機能やフルクローズドループ制御、低周波振動自動抑制機能も備えている。これによって、幅広い機械に適用できる。

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