日経テクノロジーonline SPECIAL

製造業革新セミナー in バンコク

3月12日(木)、日経BP社はバンコクにおいて「Manufacturing Industry Innovation Forum 2015」を開催した(協賛:CC-Link協会、MECHATROLINK協会、アルテック)。タイに拠点を置く現地の製造業および日系企業から292名が参加。講演したのはNissan Motor Asia Pacific社やMazda Powertrain Manufacturing(Thailand)社をはじめ、タイで製造活動を行っている4社、安川電機と三菱電機、そして協賛3社。最後は日経ものづくりの大石編集長が総括、トータル10セッションに約300人の聴衆が聞き入った。

ここでは、CC-Link協会、MECHATROLINK協会、そしてアルテックの講演をレポートする。各社の共通テーマは、「日本の製造業で培った技術・知見をタイ製造業の課題解決に」。講演と合わせて会場に隣接するホワイエでは、展示/デモンストレーションも実施した。
(展示協賛:CC-Link協会、三菱電機、日本モレックス、Pro-face、COGNEX、バルーフ、3M、MECHATROLINK協会、ALTECH ASIA PACIFIC)

詳細のプログラムはこちら→ http://ac.nikkeibp.co.jp/int/201503mifbkk/

CC-Link協会
日本の製造業は高品質・高生産性のものづくりを追求していく中で、生産設備にも高度な制御を要求してきた。その高精度の制御の要求に応える形で育まれた代表的な規格が、オープンフィールドネットワークの「CC-Link」ファミリだ。日本発の規格であるCC-Linkは、広帯域性や安全性、高信頼性などが評価され、特にアジアでは高いシェアを獲得している。CC-Linkの普及を推進するCC-Link協会の大谷氏が、CC-Linkファミリがものづくりの現場で広く採用されている理由を説明した。(続きを読む
MECHATROLINK協会
ものづくりの自動化推進に大きな力を発揮するのがロボット。ロボットをいかに高精度に活用できるかで、自動化とそれによる効率化のレベルは変わってくる。そのロボットや工作機械などのモーション制御に特化したフィールドネットワークとして知られるのが「MECHATROLINK」だ。MECHATROLINK協会の三輪氏は、モーション制御のためにMECHATROLINKが備えている機能について紹介。さらにMECHATROLINKによるM2Mのコミュニケーションが、IoTの世界で果たす役割などについても解説した。(続きを読む
アルテック株式会社
ものづくりの基本的な手法として、切削、成形の次に位置付けられるAdditive Manufacturing(AM:付加製造)。3Dプリンタの高精度化などに伴い、「AMはものづくりの一つの手法として認められるようになった」とAltech Asia Pacificの岩本氏は強調する。岩本氏は3Dプリンティングの代表的な手法とそれぞれのメリットを解説するとともに、試作用途と見られてきた3Dプリンティングが、実際のものづくりに利用され始めていることを、事例などを通して紹介した。(続きを読む