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試作から本格的なものづくりへ用途広がる3Dプリンティング

ものづくりの基本的な手法として、切削、成形の次に位置付けられるAdditive Manufacturing(AM:付加製造)。3Dプリンタの高精度化などに伴い、「AMはものづくりの一つの手法として認められるようになった」とAltech Asia Pacificの岩本氏は強調する。岩本氏は3Dプリンティングの代表的な手法とそれぞれのメリットを解説するとともに、試作用途と見られてきた3Dプリンティングが、実際のものづくりに利用され始めていることを、事例などを通して紹介した。

岩本 晃輔氏
Altech Asia Pacific
Sales Manager

Altechは、日本をベースに産業機器の販売やソリューションを手がける機械商社で、事業の一つとしてStratasys製(イスラエル・米国)の3Dプリンタの販売やソリューションを手がける。バンコクに拠点を置くAltech Asia Pacificは、タイなど東南アジアでの販売・サポートを担当している。

Stratasysは3Dプリンタの世界的大手として知られ、産業用の3Dプリンタではグローバルで約55%のシェアを占めるという。素材を削って作る切削や、金型に素材を流し込んで作る成形などと違い、3DプリンタによるAMは素材を積み重ねて作る。Stratasysはその手法をいち早くものづくりに生かしたメーカで、それが現在の高いシェアにも表れている。

AMの大きな特徴の一つは、3Dの設計データをそのまま形として出力することができる点だ。設計データをもとに素材の塊を削り出したり、設計データを金型に転写してそこに素材を流して固めるのではなく、設計データのとおりに素材を形として積み上げることでものが完成する。「機構を持ったモデルや複雑な形状のモデルでも、3Dのデータさえあれば作ることができる」と岩本氏は言う。

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