Windows 7 のサポート終了が働き方改革を加速する?進化し続けるWindows 10 で生産性とクリエイティビティを向上させる〜日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows & デバイス ビジネス本部
 本部長 三上 智子氏(後編)

  • Writer : MIKIHIKO NOMOTO
  • Data : 2017/12/25
  • Category : 業務改革

最新のIT環境を整え、
ひとり一人の力を最大限に発揮

ーーWindows 10 とOffice 365で、コミュニケーションやコラボレーションが変わるという話をよく聞きますが、具体的にはどのようなソリューションが提供されていますか。

Office 365には、さまざまなコミュニケーションツールが提供されていますが、特に注目してほしいのはMicrosoft Teamsで、多くの企業で非常に評判の高い機能となっています。Teamsは、部門横断でプロジェクト単位でチームを作ることができるツールで、気軽でカジュアルにコミュニケーションと情報共有が行えるツールです。

たとえば、メールでは、「お世話になっております」「お疲れ様です」といったフォーマルな書き方をすることが一般的ですが、Teamsではチャットのようにコミュニケーションが行え、それに関連する資料やファイルを連動して使うことができます。メールを介したコラボレーションでは、まずメールを見てもらって、情報が書いてあるリンクや資料が格納されている場所を確認して、再びメーラーを立ち上げて返信するなど、作業の途中でひと手間もふた手間もかかってしまいますが、Teamsでは情報が1画面に集まり、効率よく作業することができます。また、インターネットさえつながっていれば、遠く離れた場所にいる人と同じ場所で働いているような臨場感やスピードで仕事ができることも、大きな特徴となっています。組織の形にこだわらずに、部署や部門だけでなく、他の支社や海外の人とも一緒に働くことができ、働き方が多様化している中で在宅勤務や移動中の人とも同じスペースで働いている感覚で作業できるのです。

ーー先ほど、OSだけでなく、最新のハードウェアを使うことが重要というお話をお聞きしました。インテルなどのチップには、セキュリティなどのさまざまな機能が搭載されるようになっていますが、これらの機能とWindows 10 の新たな機能で相乗効果が生まれるとお考えでしょうか。

Windows 10 は、これまでとは異なり、Windows as a Serviceでサービスとして提供されるようになり、年に2回の機能強化で常に最新のテクノロジーを提供し、ハードウェアやデバイスの進化をソフトウェアの機能に柔軟に反映できるようになっています。ソフトウェアとハードウェアがより親密に最新のテクノロジーを使うことによって、高いセキュリティも担保できるようになりますし、Windows 10 が進化することによって、最新のハードウェアを使うメリットも高められると考えています。

インテルとマイクロソフトは、テクノロジーのスピードが速くなってきている中で、お互いにチャレンジしながら、エンジニア同士で連携してきた歴史があります。私たちは、お客様に常に最新のものをお届けしていかなければならないチャレンジと、今使っていただいている環境をセキュアに保ち続けるというチャレンジの両方を最適なバランスで行っていくことがテクノロジーカンパニーとしての責任であると考えています。

また、クラウドなどのシステムやOSとユーザーをつなぐものとしてデバイスは非常に重要で、それを担うCPUパワーやバッテリ持続時間などの頭脳を支えているのはインテルだと思っています。インプット/アウトプットのUIがもっとナチュラルなものになり、ウェラブルデバイスも進化する中で、デバイスの形態はどんどん変わっていくと考えられますが、さまざまなニーズに応えるテクノロジーをインテルとマイクロソフトがお互いに出し、クリエイティビティをもっと刺激して、働き方を改革できるようなものを一緒に提供できるようになれば、うれしいですね。

ーー最後に、Windows 10 への移行にこれから取り組んでいこうと考えている企業の方々にメッセージをお願いします。

働き方改革が話題になることが非常に多くなっていますが、単に労働時間を短縮すれば良いわけではないとか、労働人口が減少する中で生産性をどう高めるかなど、とかく暗い話になってしまっていると感じます。労働人口が減少するとしても、テクノロジーの力を最大限に使って、ひとり一人の可能性や力を最大限に活かして日本をどんどん豊かにし、皆さんが活躍できる世界を理想として考えていきたいですね。働く人が減っているからこそ、自分たちが変わって活躍できるチャンスが生まれると考えて頂きたいです。

特に、中堅・中小企業の皆さんはITの力をフル活用することで今後急速に成長したり、事業を拡大できるチャンスが大きいと思います。これまでは、大企業が使っているようなシステムはコストが高く、なかなか導入できなかったかもしれませんが、現在では Microsoft 365 Businessを使って低コストで最新のテクノロジーを使うことができ、大企業と同じOfficeの機能を利用できるOffice 365を活用でき、その機能も日々進化しています。Windows 7 のサポート終了を、最新のITで生産性を高め、最大限に力を発揮できる環境を整備するキッカケとして捉えていただければと思います。働き方が変わり、今まで時間がかかっていたことが簡単に短時間で終わるようになり、空いた時間でさまざまな新しいアイデアが生まれることを実感いただけるものと思います。一緒に一歩、踏み出していきましょう。

より生産性を高めるために、Windows 10 への移行をこの機会に検討してみてはいかがだろうか。