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ITの歴史と経済統計から紐解く
テクノロジー活用と経済成長の関係性

  • Writer : Motoki Honma
  • Data : 2017/10/20
  • Category : Intel

日本経済が伸び悩む理由は
IT活用が進まないから

さて、以上のようなIT革新があったこの時期の日米のGDPを見ると、その伸び率に大きな差があることが分かる。1996年から2016年の20年間の米国のGPDの伸び率は129%なのに対し、日本は2%にとどまっているのだ。

そして、「日本では様々なテクノロジーを活用できる環境があるにもかかわらず、その活用が進まなかったこと」を日本経済の成長が伸び悩む要因に挙げる意見がある。

SFAやMAなど、先述したようなツールは、米国に遅れること約10年で日本に入ってきているが、このタイムラグはそれほど重要ではない。それより問題なのは、テクノロジーの活用を躊躇する企業や、ツールを導入したもののうまく活用し切れていない企業が多いという事実。これは昨今話題に挙がることの多い、ワークスタイルの変革も然りである。

新たなテクノロジーを活用するためには、それに合わせた組織や制度の改革が必要になる。また、テクノロジーは魔法の箱ではない。目的を明確にした上で、どう活用するかを考え、トライ&エラーを繰り返していくことで初めて成果につながるのである。結局、そのことを理解していない日本企業が多いことが、先述の日米のGDPの伸び率の差に表れているのではないだろうか?