人材不足に悩む地方企業が
女性や関東関西の優秀人材を「リモート活用」

  • Writer : 株式会社Waris
  • Data : 2017/11/20
  • Category : 女性活用、テレワーク

「完全リモート」で新規プロジェクトが始動

地元女性の活躍により、会社の基盤が固まってきたコイシ。「これだけ優秀な女性が集まったのだから、女性プロジェクトを発足させて、女性だけで売上を上げたい。また、女性にこだわらず、新たな事業の芽も育てていきたい」と小原さんは今後の意気込みを語る。

図面講座を始めた頃は、社長自ら講師を務めていた

3DCAD講座で熱心に学ぶ女性たち

しかし、社内には事業立ち上げに関する知見がなく、大分や福岡を探してもいい人材にめぐりあうことができなかった。かといって、コンサルティング会社に依頼する予算もない。そこで小原さんは、総合職の経験豊富なプロフェッショナル人材と、企業のマッチングサービスを行う株式会社Waris(東京都港区)に相談。紹介された人の中から、3人と契約を結んだところだ。完全リモートのフリーランス人材を活用するという、また新たな働き方に乗り出したのだ。

大阪在住Kさんと神戸在住Oさんはふたりとも女性で、新規事業開発系のフリーランスとして活動している。もう一人の男性Kさんは東京在住で、総務や経理などのスペシャリスト。小原さんの右腕として、新規事業開発はもちろん会社の経営全般をサポートしてもらう予定だ。

本社での業務風景

3人とも九州から離れた関西・関東在住で、完全リモートの業務となる。小原さんにとって、何か気になることあるのだろうか。

「いえいえ、当社はこれまでも遠隔や在宅など柔軟な働き方を実践してきましたし、全然心配していませんよ。一度3人と顔を合わせましたが、信頼できる方々だと感じました。これまでと同様にITツールなどを活用しながら、3人の力をお借りして、新規事業開発のプロジェクトを精力的に進めていくつもりで、とても楽しみです」

今後、日本全体で働き手が不足していくことは確実である。そのような状況下にあって、地方企業が人材をしっかり確保し、事業成長を遂げるためには、企業側がフレキシブルにチャレンジする姿勢が欠かせないだろう。ITツールをうまく活用して、多様な人材を巻き込み、柔軟なワークスタイルを実践しているコイシの実例に学べることは多そうだ。

取材・文/株式会社Waris
(多様な生き方・働き方を創出する人材サービス企業。広報・マーケティング・人事等のプロスキルを持つ女性と企業とのマッチングサービスを展開するほか、一度離職したキャリア女性の復職支援サービス等も展開。http://waris.co.jp )