あらゆるデータベース処理を最高に動かす Oracleのエンジニアドシステム、Oracle Exadata Database Machine

あらゆるデータベース処理を最高に動かす Oracleのエンジニアドシステム、Oracle Exadata Database Machine

セキュリティ対策とリカバリー機能も充実、クラウドとは完全互換

――企業ユースでは、セキュリティも気になるところです。

最近はサイバーテロの脅威が身近になっていますから、企業内やデータセンター内のデータベースもしっかりと守らなければなりません。セキュリティを確保する方法はいろいろあるのですが、Oracleは多層防御として、ネットワークセキュリティだけに頼るのではなく、データベースそのものにセキュリティ対策機能を組み込むことが重要と考えています。

Exadataの場合、データのフル暗号化は当たり前。さらに、管理者であっても重要なデータにアクセスさせないアクセス制御や特定の情報についての伏せ字化、アクセスした人の職務権限の範囲内のみでの表示や更新、アクセス元やその経路を判別しての応答拒否などができます。

――セキュリティ対策がそこまで充実していれば、企業の基幹系システムにも安心して使えます。

さらに、Oracleのエンジニアドシステムには、Exadataの兄弟となる専用機がいくつかあります。

その中でも特に重要なのが、データベースを簡単にリカバリーできるZero Data Loss Recovery Appliance。一般的には「バックアップツール」と呼びますが、これらでデータベースを任意の時点にリカバリーするのは意外と難しいのですが、この専用機を併用するだけで個々のトランザクションのレベルまで確実にリカバリーすることができます。

このほか、Webアプリケーションサーバー、ビジネスインテリジェンス(BI)、ビッグデータ処理に使われるHadoopなどのためのエンジニアドシステムも好評です。

――躍進の8番目の理由とは何でしょうか。

Oracleは、今、POCO(The Power of Cloud by Oracle)というキーワードでクラウドへの取り組みを強めています。この戦略に基づいてOracleはさまざまなクラウドサービスをOracle Cloudとして提供していますが、その中のOracle Database Exadata Serviceは、オンプレミス側のExadataと同じハードウェアを使用します。ですから、データベースにせよ、それを利用するアプリケーションにせよ、オンプレミスとクラウドの間で自由に行き来が可能。新規システム開発のときだけクラウドを利用し、本稼働後はオンプレミスのExadataで動かす、といった使い方ができるのです。

今後はマルチテナント機能を強化し稼働情報を分析して顧客に還元する

――最後に、今後の機能拡張の概要についてお話しください。

ベースとなるOracle Databaseのバージョンは、今後も多くの機能強化を予定しています。マルチテナントやインメモリ機能もさらに強化する予定。ハードウェアでは、オールフラッシュなどの新しいストレージ技術に即した効率化も進めていくつもりです(図2)。このハードウェアをフルに活用ためのソフトウェアの拡張がOracle ExadataのポイントでSmart Softwareを強化することでさらなる性能向上や可用性向上を実現していく予定です。

――ありがとうございました。