IoTやAIの技術が切り開くまちの省エネ、快適、安心・安全 スマートな都市開発・街づくりセミナー レビュー

主催:三菱電機株式会社 共催:日経アーキテクチュア

建築物の木造化・木質化を図るうえで欠かせないのが、「安定品質」「安定価格」「安定供給」という3つのテーマ。すてきナイスグループではこれらを実現する供給体制を構築し、中・大規模木構造建築を企画から施工までの各段階でトータルにサポートしている。
すてきナイスグループ取締役 平田 潤一郎 氏

 江戸期から材木商を営み、戦後の混乱期に、木材の市売りを関東で初めて開催し、定着させた。グループ全体の木材の取扱量はいま年間100万㎥。住宅用の木材で言えば、その約10%の流通を手掛ける。

 流通拠点は全国30カ所以上。各エリアにおいて最適な形で木材を提供できるプラットフォームの役割を担う。全国の製材所から木材を仕入れ、プレカット加工を施して建築現場に納めている。

特殊材でなく、一般流通材の活用で建築コスト抑える

 国産材普及では、「安定品質」「安定価格」「安定供給」の3つを担保しないと安心して使えない。中・大規模の木構造建築が増える中で、トータルサポートが重要と考える(図)。

 木造建築においても、燃えしろ設計や燃え止まり設計で準耐火建築物や耐火建築物が可能だ。JAS規格で強度や乾燥度が数値で示されているので、構造上の安全度も高く10〜12mスパンの大空間を生み出すこともできる。腐食対応では防腐・防蟻処理技術も開発されている。木材は昔とは異なる次元の部材になっている。

 重要なのは、一般流通材の活用でコストを抑えることだ。弊社グループは関東圏において川崎市東扇島で日本最大の木材ストックヤードを運営している。一般流通材なら手頃な価格で入手できるが、特殊材になると、価格はどんどん上がっていく。

 木材をふんだんに使用した建築物としては、新国立競技場の建設が動き出しており、2020年は日本として木材をアピールする、木材を通して日本の良さを訴える時代だ。レガシーとして残るこの取り組みを、木材の流通に携わる立場として関係者との連携の下で進めていきたい。中・大規模の木構造建築をつくっていこうというムーブメントはさらに盛り上がっていくだろう。

設計・メンテの課題乗り越え、いい建築物を増やしていく

 適切な価格で、適切な材を調達し、設計やメンテナンスなどの課題を皆様と一緒に乗り越え、いい建築物を増やしていくことができればと願っている。私たちはさまざまな建築物の企画・設計・調達・施工をトータルにサポートしている。その供給を、ぜひ皆様と一緒にお手伝いしていきたい。

中・大規模木構造建築をトータルでサポート
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