ぷらっとホーム株式会社

超小型IoTゲートウェイとAWSで
IoT活用の裾野を広げていく
ぷらっとホームの超小型IoTゲートウェイと、AWS(アマゾン ウェブ サービス)のクラウドの組み合わせで、新たなビジネスが加速する。これらに加え兵庫県伊丹市では、子供や高齢者に小型の発信機(ビーコン)を配布して位置情報を把握することで、犯罪や事故への遭遇を防ぐ取り組みを開始。ほかにも様々な展開が期待される。

「IoT(モノのインターネット)において、センサーで取得したデータをクラウド上にすべて集めてしまうと通信量が膨大になります。そうなるとネットワークの負荷が増え、リアルタイム性が失われてしまいます」。ぷらっとホーム代表取締役社長の鈴木友康氏はこう指摘する。この課題を、センサーに近い地点にサーバーを置いて、あらかじめデータを処理して軽くしてからクラウドに集めることで解消できるという。
 ぷらっとホームの超小型IoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT Family」は、手のひらに載るほどの大きさだ。鈴木氏は「これでIoTゲートウェイとしての十分な機能を備えています。サーバーとして利用出来る性能があり、極端な例ですがWebサーバーとしても使用出来るのです」と説明する。
 大きさ以外にも一般的なコンピュータとは違う点がある。多くの無線規格に対応していることと、様々な機器と接続できるインタフェースを備えていることだ。無線LANや3G/LTE、そのほか機器間接続用の無線などに対応している。
 例えば、兵庫県伊丹市の「安全・安心 見守りプロジェクト」では、OpenBlocksを約1000カ所の電柱に設置している。発信機の電波をOpenBlocksが受け取り、データを処理したうえでクラウドに転送する。データをOpenBlocks上で処理することで、状況に応じて必要なデータだけをクラウドに転送することができる。位置情報の把握に発信機を使うのは「小型なのと、消費電力が少ないので常に身につけるのが容易なこと」(鈴木社長)といった理由がある。

IoTの分野にはAWSがベストマッチ

 ぷらっとホームが、AWSのテクノロジーパートナーになったのは2015年7月から。鈴木社長は「IoTの分野において、OpenBlocksとAWSの組み合わせには大きな可能性があります」と語る。IoTはその活用が本格的に始まったばかり。試行錯誤をする中で、データ量や機能の変化に俊敏に対応できるAWSはベストマッチといえる。
 例えばドアにセンサーを付け、開け閉めをリアルタイムに把握出来るようなアプリケーションを作った場合、「それを同じOpenBlocks上で動く、別のアプリケーションと組み合わせれば、例えば見守りや防犯にも使うことができるようになります。クラウドの処理能力がより必要になればAWSをスケールアウトさせればいい。つまりOpenBlocksとAWSで構成するIoTのシステムは、一度インフラに投資すれば様々なケースに応用ができる、コストパフォーマンスの高い仕組みなのです」(鈴木社長)。

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