今こそ「働きがい」改革を!
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TOP INTERVIEW

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GPTWジャパン 代表 岡元利奈子 氏
従業員の意識を現状把握することが
「働きがい」改革の第一歩

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DISCUSSION

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20代~40代 覆面座談会
若手・中堅社員の本音に迫る
「働きがいを感じてますか?」

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CASE STUDY

CASE STUDY 

日本イーライリリー(神戸市)
「働きがいのある会社」ランキング
10年連続上位企業の改革に学ぶ

CASE STUDY
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GPTWジャパン 代表 岡元利奈子 氏
従業員の意識を現状把握することが
「働きがい」改革の第一歩

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若手・中堅社員の本音に迫る
「働きがいを感じてますか?」

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日本イーライリリー(神戸市)
「働きがいのある会社」ランキング
10年連続上位企業の改革に学ぶ

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世界で約4万人の社員を擁するグローバル製薬企業 イーライリリー・アンド・カンパニー(米インディアナ州)。その日本法人である日本イーライリリー(神戸市/1975年設立)は、日本における「働きがいのある会社」で10年連続上位に選出されている。どのような仕掛けや取り組みで従業員の働きがいを高めているのか、同社の秘策に迫った。(文中 一部敬称略)

加納 香 氏/安原菜津子 氏

左)執行役員 人事本部長 加納 香 氏
右)人事本部 人材開発・組織開発/ダイバーシティ推進 部長
   安原菜津子 氏

—— 2007年から始まった「働きがいのある」調査に第1回から参加されたのは、どういった動機からだったのでしょうか。

安原菜津子 もともと全社員の声を聞く「パルスサーベイ」という意識調査を、日本だけでなくグループ全体で毎年実施していました。ただ、日本と他国などグループ内での比較はできますが、医薬品業界や他の業界と比較した時、自分たちの立ち位置が分かりません。
 GPTWの「働きがいのある会社」調査は、当社の「パルスサーベイ」と設問項目が似ていて、組織の連帯感やリーダーシップなど私たちが大切にしている価値観と合致しています。毎年、調査結果とともに働きがいのある職場の大切さについて、社長自らが全社員にメッセージを送るほど重要視しています。また、調査結果についても真摯に受け止め、社員の働きがいが向上するよう常に職場環境の改善に努めています。

加納 香 以前の「働きがいのある会社」調査では、ランダム抽出した社員を対象にしていましたが、昨年から全数調査に切り替えました。また、以前は会社全体の傾向しか分かりませんでしたが、部門ごとの調査結果も出るようにしました。これによって、各部門にフィードバックするため、具体的に次のアクションに移すことができます。結果を共有してその達成を分かち合うだけではなく、分析・改善し、その取り組みについて社員にフィードバックすることを組織のDNAにすることで、最高の職場をつくっていきたいと思っています。

加納 香 氏/安原菜津子 氏

左)執行役員 人事本部長 加納 香 氏
右)人事本部 人材開発・組織開発/ダイバーシティ推進 部長
   安原菜津子 氏

一人ひとりの「仕事に対する誇り」を高めるため
様々なツールや仕掛けで情報発信・共有

安原菜津子 氏

—— 社員の「働きがい」向上で重視していることは何ですか。

加納 自分の仕事に対する誇りですね。私どもは人の命に関わる医薬品を製造しています。ただ、患者さんと直接触れ合わない間接部門で働く社員もたくさんいます。しかし、社員の転勤手続きを担当する人でも、転勤するMRが新しい赴任先で患者さんの健康や命に引き続き関わるわけです。
 どんな仕事でも会社全体が患者さんや顧客とつながっています。だからこそ、全社員が自分の仕事に誠実に取り組むことがとても重要です。それが私たちの誇りでもあります。

安原 会社の動きやトップマネジャーからのメッセージ、各部門での活動、製品開発・発売秘話など、様々な情報をイントラネットで発信・共有しています。会社支給のiPhoneやiPadでもアクセスでき、全国どこからでも閲覧可能です。全国会議やイベントなどの様子もレポートやビデオで伝えるほか、社長のブログページなどもあり、コンテンツは盛りだくさんです。

加納 当社は中途入社も多いのですが、大卒の新入社員と違って同期社員数は多くありません。そこで会社として歓迎の意思を伝えるためにも、一人ひとりにやりたいことや目標を紙に書いてもらい、廊下に張り出すようにしました。一体感を醸成するためには新しい仕掛けだけでなく、こうした“ベタ”なことも必要ですし、意外と効果があります。

安原菜津子 氏
直近3カ月の新入社員に夢や目標を書いてもらい、廊下に張り出している

直近3カ月の新入社員に夢や目標を書いてもらい、
廊下に張り出している

安原 日本では、社員同士で「ありがとう」を書いた紙のメッセージカードのやりとりをしていました。これをメールで送受信できるように、今年4月から導入したのが「inspire(インスパイア)」というWebツールです。
 特に日本人は「ありがとう」がなかなか言えない気質ともいわれています。でも、「inspire」なら気軽に感謝メッセージを送ることができます。そのやりとりは他の社員も閲覧することができ、さらに「おめでとう」や「ありがとう」というコメントを残すこともできます。
 導入した4月から3カ月間の送信数は、全社で延べ約2万3500通以上に上りました。一人平均7通を送信したことになります。仲間同士で感謝の気持ちを伝え合う習慣をつけることで、社員一人ひとりが貢献していることを実感できますし、一体感も高まります。
 また昨年、設立40周年を機にファミリー・デイを神戸本社と西神ラボラトリーズで開催し、好評を得ました。日本イーライリリーは家族を大切にする会社で、「良い家庭人は良い会社人になる」というカルチャーが根底にあります。
 「働きがいのある会社」にランクインした他のベストカンパニーに取材をしたこともあります。10年連続で上位にランクインしていますが、まだまだ試行錯誤であり、絶えず改善は必要だと思って取り組んでいます。

直近3カ月の新入社員に夢や目標を書いてもらい、廊下に張り出している

直近3カ月の新入社員に夢や目標を書いてもらい、
廊下に張り出している

「すべては社員から始まる」という考え方
そしてリリーバリューという価値観を体現

加納 香 氏

——「働きがいのある会社」にランクインしたことの効果はありますか。また、今後の抱負をお聞かせください。

加納 10年連続でランクインしたことは、人材採用にあたって“お墨付き”をいただいたことになります。入社を希望される人にとっても大きな安心感になります。
 製薬事業のライフサイクルは10年、20年と長いので、社員には単なる“職”に就くのではなく、リリーでキャリアを築いてほしいと思っています。卓越したリーダーシップのもと、情熱と意欲に満ちた社員が力を発揮してはじめて、患者さんと向き合うことができます。つまり、「すべては社員から始まる」と私たちは考えています。
 「社員の開発育成」に注力する姿勢は、私たちが創業当初から脈々と続いているリリーバリュー(誠実さ、卓越性の追求、人の尊重)に基づくもので、企業戦略そのものでもあります。このビジョンを達成するために、会社と社員一人ひとりが「信頼」をベースに常に成長し続けられるような環境づくりを、さらに推し進めていくつもりです。

加納 香 氏

Company Profile

日本イーライリリー株式会社 (https://www.lilly.co.jp/)
・本社/兵庫県神戸市中央区磯上通7-1-5  
・代表者/パトリック・ジョンソン  
・設立/1975年11月1日 
・資本金/127億7250万円 
・社員数/約3380人(2015年12月現在) 
・事業所/東京支社、西神ラボラトリーズ、営業拠点23カ所 
・売上高/2276億7000万円(2015年度決算ベース)

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