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グローバル人材育成を応援するTOEIC® Program

八塩そのTOEIC® テストが、今年5月から10年ぶりに改定されました。変更のポイントを教えてください。

山下よりオーセンテック(実際的)な内容とするために、テキストメッセージやチャットなど、近年主流のコミュニケーションの方法を出題形式として加えました。また、ビジネスシーンでは1対1ではなく、1対複数の会話や会議が頻発する。そこでリスニング設問においても、3人以上の会話形式を導入しています。一方、リーディングでは、「I can't believe it!」など状況次第で様々な意味に取れるフレーズを用意し、文章全体を理解した上で解答する問題を設けています。

八塩小手先のテクニックだけでは解けない問題が増えたということですね。8月からはテストの名称も変更されました。現在のTOEIC® プログラムの体系を教えていただけますか。

山下まずこれまでのTOEIC® テストの名称を「TOEIC® Listening & Reading Test(TOEIC® L&R)」に変更し、Listening(聞く)とReading(読む)の2技能を測定するテストであることを明確にしました。一方、2007年から実施していた「TOEIC® Speaking & Writing」は、「TOEIC® Speaking & Writing Tests(TOEIC® S&W)」とし、Speaking(話す)とWriting(書く)を個別でもセットでも受験できるように改定。このTOEIC® L&RとTOEIC® S&Wを総称する「TOEIC® Tests」というブランドも新設し、これら全てを受けることで英語4技能を総合的に測定できるようにしました。

これまでの「TOEIC® テスト」を「TOEIC® Listening & Reading Test(TOEIC® L&R)」に、「TOEIC® Speaking & Writing」を「TOEIC® Speaking & Writing Tests(TOEIC® S&W)」にそれぞれ名称変更。英語4技能を測定できる「TOEIC® Tests」としてブランド化した。この「TOEIC® Tests」に「TOEIC® Bridge Test」を含めたものが「TOEIC® Program」となる。

八塩企業が指標に使うのは主にどのテストになるのでしょう。

山下全てを活用していただくのが望ましいのですが、より一般的なのはこれまで同様のTOEIC® L&Rですね。基本的にはペーパー&ペンシル形式のテストなので、数百~数千人規模の大会場での実施もしやすい。また、英語による発信力をより伸ばすという意味では、TOEIC® L&Rである程度の高スコアを取ってからTOEIC® S&Wを受けるのが効果的です。

八塩英語で自由に発信できるようになるには、どの程度のスコアが必要になりますか。

山下TOEIC® L&Rで730点あれば、ビジネスに必要な基本的スキルは備わっているといえるでしょう。860点なら、どんな場面でも相手の言うことが理解でき、言いたいことも伝えられます。ただ、非ネイティブを加えた多国籍の電話会議となると、さらに高いレベルが欲しいところ。スコアだけでなく、場数も踏んでいく必要があります。

八塩英語を公用語とする企業も増えている中、TOEIC® Testsはますます重要な指標となっていきそうですね。

山下英語の公用語化が全ての企業に必要であるとは思いませんし、TOEIC®のスコアがビジネスパーソンとしての能力を測るものでもありません。ただしグローバル化が進むに従い、今まで以上にグローバル人材が求められ、社員一人ひとりの英語力の向上を図る必要があるのは間違いないでしょう。

八塩グローバル人材の育成を支援するために、IIBCさんではどのような取り組みをされていますか。

山下IIBC(The Institute for International Business Communication)の名称が表すように、私たちのミッションは人と企業の国際化を支援すること。TOEIC® Programもその一環として行っています。一方、グローバル人材の育成に貢献するプログラムとしては、「地球人財創出会議」を2カ月に1度開催。企業の人事リーダーや起業家、教育者などのゲストスピーカーを招き、講演やインタラクティブセッションを通じて、グローバル人材を取り巻く課題を議論する場を提供しています。また、高校生向けには、国内外での異文化体験をテーマにした「IIBC エッセイコンテスト」を毎年実施。文部科学省の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の協賛もしています。

八塩英語での発信力向上に役立つ様々なイベントも開催されていますね。

山下はい。11月には、六本木ヒルズ(東京)で「TOEIC® ENGLISH CAFÉ presented by IIBC」を開催しました。これは英語で話す場を提供する期間限定のカフェで、J-WAVEの人気ナビゲーターと英語でコミュニケーションできるプログラム「SPEAK UP NIGHTS」を用意。ネイティブスピーカーと気軽に英語を楽しめる「フリートーキングテーブル」など、カフェならではの仕掛けも好評でした。また、今年3月には日米協会と共催で、円卓を囲んで参加者同士がディスカッションする「Let's Speak & Communicate!」を実施。同じく3月には、TOEIC® S&W受験に向けたワークショップも開催しました。

八塩実際に英語を使う機会が得られれば、学習のモチベーション維持にもつながる。やはり「コミュニケーションしたい」「もっと学びたい」という気持ちは大切ですよね。

山下IIBCでは多彩なイベントやプログラムで、英語を使える場をご提供しています。こうした機会を上手に活用して、英語学習の意欲につなげていただきたい。それがTOEIC®のスコアに反映されれば、また次のステージを目指す励みとなるはずです。

八塩英語スキルを磨くことで、コミュニケーションの可能性は確実に広がる。TOEIC® Programはその広がりの指標にもなるし、学び続けることは新しい世界への挑戦にもつながります。ビジネスフィールドはもちろん、自分自身の人生を豊かにするためにも、英語を学ぶのはとても素敵なこと。TOEIC® Programはそれを応援してくれるものなのだと改めて実感しました。本日はどうもありがとうございました。

英語は、使えば使うほど磨かれる。とはいえ、「英語を使う場面がなかなかない」「英語で話すのは緊張する」という人も。そこでIIBCでは、気軽に英語コミュニケーションを楽しめる場を様々な形で用意している。11月8~10日には六本木ヒルズで、「TOEIC® ENGLISH CAFÉ presented by IIBC」が開催された。このイベントでは、J-WAVEの人気ナビゲーターと英語で話す「SPEAK UP NIGHTS」や、ネイティブスピーカーと会話できる「フリートーキングテーブル」など、多彩なプログラムで参加者の好評を博した。IIBCは、今後も人と企業の国際化を支援する様々なイベントを発信していく。最新のイベント情報は、テスト受験や英語学習をサポートする「TOEIC® SQUARE」で入手できる。

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