日経ビジネスonline
ADVANCED INDUSTRIES 2017 イスラエルのテクノロジー最前線 セミナーレビュー 中東のシリコンバレー、イスラエル進出への第一歩
イスラエル大使館経済部 公使参事官 Noa Asher(ノア・アッシャー)

日本はイスラエルにおいて非常に定評のある国です。ハイテク、文化、品質といった点でよく知られています。現在、多くの代表団がイスラエルを訪れ、イスラエルをイノベーションハブとして認識してくださっています。イスラエルもまた日本企業の誘致に積極的に取り組んでいます。日本・イスラエルの両国の経済は、競争するのではなく、互いを補完する関係です。イスラエルには多くのベンチャー企業やスタートアップ企業が、日本には多くのグローバル企業が存在し、共にシナジーを創出できる関係にあるのです。両国の協力関係は深まっており、1年前には大阪に西日本イスラエル貿易事務所を開設いたしました。

今回は日本・イスラエルのパートナーシップの成功事例のほか、イスラエルを代表するライフサイエンス分野の企業4社をご紹介したいと思います。このイベントは私たちの素晴らしいパートナーである日本貿易振興機構(JETRO)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、経済産業省の協力なくして成功はありません。心から感謝申し上げます。

大阪:後援者 経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部長 吉野 潤氏

2014年のイスラエルのネタニヤフ首相と安倍首相の相互訪問以来、イスラエルと日本の経済分野での交流は活性化しています。今年2月1日には相互投資協定の締結に至り、ますます経済の環境整備が進んでいます。経済産業省としては大臣をヘッドとする使節団を派遣するほか、関西では商工会議所と組んで使節団を派遣し、またイスラエル側の使節団を受け入れる活動を続けてきております。2016年には関西とイスラエルの関係を緊密化させるべく、イスラエルにより貿易関係の事務所が設置されました。今後、関西とイスラエルの経済交流が関西の経済の活性化に大きく寄与していくことを期待しています。

イスラエルはライフサイエンスをはじめ、農業分野のIoT化、サイバーセキュリティーでも強みがあり、何といってもベンチャーやスタートアップの活動が極めて活発です。残念ながら日本ではこのベンチャーやスタートアップの動きが活発化しているとはいえません。このイスラエルと日本の交流を通じて、日本そして関西のベンチャーやスタートアップの活動が活発になり、またイスラエルの取り組みが活性化することを期待いたします。

後援者:経済産業省 貿易政策局 副局長 吉田 泰彦氏

日本政府はこの数年、イスラエルとの経済関係強化に注力してまいりました。2014年のネタニヤフ首相の訪日、同年の経済産業大臣として初となる茂木大臣の訪イスラエル、2015年の安倍首相の企業団を伴った訪イスラエルを果たし、日本企業にとっていわばエアポケットになっていたイスラエルへの関心は急速に高まっており、両国の経済関係は大きな流れへと発展しています。

日本からイスラエルへの投資金額は、2013年の11億円から2015年の52億円へと約5倍に、進出企業数は2013年の25社から2015年の57社へと約2.3倍に拡大しています。最近では大手企業の幹部のイスラエル訪問が増加しており、技術発掘などを目的としたイスラエルへの拠点設置を多くの企業が検討中であると伺っています。イスラエルへの投資進出はさらなる増加が見込まれます。本セミナーは両国の今後の協業やイスラエル訪問のよいきっかけとなることを祈念いたします。

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お問い合わせ先:イスラエル大使館 経済部
Israeljapaneconomy@israeltrade.gov.il

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