Windows 10 Mobile搭載デバイスの使用感を日経BPヒット総合研究所の研究員がレポート!

女性がいかんなく能力を発揮するために働き方の幅を広げる業務環境の構築が必要

仕事、家事、育児、趣味、スキルアップのための自己研鑽と、多様な価値観やライフスタイルの中でキャリアを築いていく「働く女性」。その能力と個性をさらに活用するための有効なツールとなるのが、 Windows 10 Mobile 搭載デバイスだ。モバイル環境の整備が女性のキャリア形成にどのような変化をもたらし、その変化がビジネスの成長にどう結びついていくのか。元・日経ウーマン編集長で、日経BPヒット総合研究所長・執行役員の麓幸子に、 Windows 10 Mobile 搭載デバイスの有力機種「MADOSMA Q601」を試してもらった。

キャリア女性活用 前編 多様なライフステージに直面する女性に企業が何を用意できるかがカギ

麓 幸子/使用するWindows 10 Mobile搭載デバイスはこちら! 「MADOSMA Q601」

日経BPヒット総合研究所長・執行役員
元・日経ウーマン編集長
2011年12月まで5年間日経ウーマン編集長。2012年よりビズライフ局長に就任、日経ウーマンや日経ヘルスなどの媒体の発行人となる。2014年より日経BPヒット総合研究所長・執行役員。2016年より日経BP社執行役員。

Windows 10 Mobile 搭載デバイスとしては最大サイズとなる、6型フルHD(解像度 1920×1080)の大画面ディスプレイを搭載した「MADOSMA Q601」。スマートフォンとしての携帯性とタブレットのような高い視認性を併せ持つ、いわゆる“ファブレット”としての活用が期待できる1台だ。

働き方の多様性をサポートする環境づくりは、これからの企業にますます求められるもの

麓さんと「MADOSMA Q601」

今やビジネスに必須となった Office 365 や OneDrive をマイクロソフトアカウント1つでいつでもどこでも利用できるほか、 SharePoint や Exchange といった社内システムに外出先からアクセスすることも可能。「こうした時間と場所の柔軟性が、多様なワークスタイルの実現に大きく貢献する」と麓は言う

 今年4月から女性活躍推進法が施行されたことで、多くの企業にとって対応が急務となっている「女性活躍のための環境づくり」。自社の女性活躍に関する状況把握にはじまり、課題分析、行動計画の策定とその実現には多くのプロセスを要するが、女性活躍や企業のダイバーシティ推進を長年取材、コンサルティングしている元・日経ウーマン編集長で、日経BPヒット総合研究所長の麓幸子は、「時間と場所の制約から女性を解放することが最も重要」と語る。

「もちろんこれは男性にも言えることですが、とりわけ女性は、多様なライフステージに直面しているものです。仕事はもちろん、家事や育児もこなさなければなりませんし、趣味や自分の時間も充実させたい。語学学習や地域ボランティアなどを通して、より主体的にキャリア形成を図りたいという女性も多いでしょう。しかしそうすると、どうしても時間と場所の制約が出てきてしまう。分かりやすく言えば、『この場所で、この時間でなければできない』といった仕事のスタイルが、女活の多様な働き方、つまり女性の活躍を阻害してしまうわけです。そうした時間と場所の制約から解放するための新しいアイデアとして、使い慣れた会社の仕事環境をシームレスに持ち出せて、外出先から会社のさまざまなシステムやサービスにアクセスすることもできる Windows 10 Mobile 搭載デバイスには大きな可能性を感じますよね」

 日経ウーマン編集長から発行人に昇進した2012年。自身のキャリアを改めて見直し、女性活躍に関する学術的・体系的知識の不足を自覚したという麓は、法政大学大学院に通い経営学を学ぶ決断をした。昼は会社で業務をこなし、夜は大学院に通う忙しい毎日。そんな修士号取得までのハードな2年間を振り返りながら、 Windows 10 Mobile 搭載デバイスを導入するメリットについて麓は次のように説明する。

「当時は18時には会社を出て大学院の授業に出席していましたが、会社を出たからといって業務が終わるわけではありません。取引先や部下から書類が送られてくることもありますし、短い時間の中で決断しなければいけないケースもあります。そうした場面で Windows 10 Mobile 搭載デバイスを使えていたら、すき間時間を活用でき、働きながら大学院に通うことのハードルは間違いなく下がっていたでしょうね。使い慣れた Office アプリや社内のメール、カレンダーなどを会社で仕事をする環境と同じように利用できるのはもちろん、 OneDrive を利用した社内の情報共有環境をそのまま外出先でも利用できるわけですから――。女性のキャリア形成やワークスタイルは今後ますます多様化していくと思いますが、いつでもどこでも仕事を継続できる Windows 10 Mobile 搭載デバイスを導入すれば、働き方の多様性を許容しつつ、同時に生産性も飛躍的に高めていけるのではないでしょうか」

※一部の機能利用には、 Office 365 サブスクリプションが必要です。

最初は大きいと思った6インチ画面 ネットの検索、資料チェックなど、大きい画面は利便性が高い

麓さんと「MADOSMA Q601」

約176gの軽量ボディに6型ディスプレイを搭載することにより、携帯性と視認性のベストバランスを実現。スマートフォンとタブレット、さらにノートパソコンと複数台を持ち歩く必要はなく、これ1台でブラウジングからOffice 文書の閲覧・編集まで快適に行える

 スマートフォンとしては大型となる、6型フルHD(解像度 1920×1080)ディスプレイを搭載した「MADOSMA Q601」。一見すると女性が持つには大き過ぎるようにも思える画面サイズだが、麓からは意外にも「女性にこそ使い勝手のいい画面サイズだと思います」という反応が。どうやらそこには、女性だからこそ感じるさまざまなメリットがあるようなのだ。

「まずは何より持ち運びやすさ、これがポイントです。仕事では電話やメールに使うスマートフォンと、資料チェックや調べものに使うタブレットを2台持ちしていますが、大画面でファブレット的に使える『MADOSMA Q601』なら1台で済みますよね。化粧道具などなにかと荷物が多い女性にとって、スマートフォンとタブレットを1台に集約できて、バッグにスッキリ入れられるというのはとてもありがたいことなんです。スマートフォンはコンパクトなものの、生産的な作業を行うには画面が小さく、タブレットは視認性が高い反面、携帯性には劣り重くて腕も疲れる。その解決策として私は2台を使い分けていたわけですが、1台で満足できる携帯性や視認性、さらに生産性が得られるのなら、それに越したことはありません」

 細部まで作り込まれたボディデザインも注目で、6型の大画面ディスプレイを搭載しながらも、狭額縁デザインにより本体幅は83.2mmとスリム。CNC加工のアルミフレームやエッジ部分にラウンドカットを施した高強度のGorillaガラスも相まって、心地いいグリップ感と高級感のある佇まいを高次元で両立している。

「画面の縁(ベゼル)が非常に細いので、6型という画面サイズでも大きさはほとんど気になりません。スッと手になじむ感覚で、清潔感のある柔らかなシルバーの色合いも好感が持てました。試しにネットで調べものをしたり、 Office 文書を開いてみたりしましたが、やはり大画面は見やすく作業がしやすいですね。もちろん、液晶ディスプレイやテレビに接続してパソコン同様の操作感で作業できる Continuum にも対応しているので、例えば自宅で Office 文書を本格的に編集したい場合にはそちらを利用すればいい。女性だと自宅にパソコンを持っていない方も意外に珍しくないですから、 Continuum を活用する機会は想像以上に多いはずです」

Skype for Business との連携でコミュニケーションを確保しながらミニ会議が可能

麓さんと「MADOSMA Q601」

Skype for Business を使えば、画面上で同じ資料を見ながら大人数でテレビ会議を行うことができる。ほかにも、在席確認や、チャットによるメッセージ送信、Outlook との連携など、業務の効率化につながる多彩なオンラインコミュニケーションが利用可能だ

「“ワークライフバランス”という言葉がありますが、今はそこから一歩進んで、“ワークライフ・インテグレーション” の重要性が叫ばれるようになっています。これは、『仕事か生活か』といった二者択一ではなく、『仕事も生活も』と統合的に捉え、双方の充実を目指す働き方を指す言葉になりますが、 Windows 10 Mobile 搭載デバイスを活用していくことで、そうした考え方を具現化していけるのではないでしょうか。例えば、子どもが熱を出してしまった時。会社には行けない、でも外せない会議がある、そんな場面を私もかつて経験しましたが、 Skype for Business を使えば、自宅にいながらにして大人数の会議やミーティングに出席することができる。仕事と生活に優先順位を付ける必要もなければ、どちらかを犠牲にする必要もないわけです」

 Skype for Business は Office との連携も可能で、 Outlook から会議の参加者や日時を指定するのも簡単。ワークフローの中に自然な形でオンラインコミュニケーションを取り入れることで、メンバーが同じ場所にいなくとも、あたかも社内で働いているかのように社内調整やプロジェクトの進行をより円滑に進められるようになるのだ。

「仕事や生活のすき間時間を効率的に使う。または私生活で得た知識や情報を仕事に役立てる――といったワークライフ・インテグレーションに基づく働き方は、女性活躍の環境づくりにも直結するものであり、時と場所を選ばず会社のさまざまなIT資産を活用できる Windows 10 Mobile 搭載デバイスが、その一助になると思いますね」

 そして、デバイスをしっかり活用し、「社員の働き方を変えていくには、企業のマインドチェンジが必要になってくるのではないか」と麓はいう。後編では、これから必要とされる企業の意識改革とは何かを聞いていく。