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ビジョンに沿った経営戦略を推進せよ!「戦略的メッセージ」発信の効果を最大化するプレゼンテーション2つの視点

1995年に発刊された不朽の名作『ビジョナリー・カンパニー』が今なお支持され、シリーズ第4作まで発刊されていることに象徴されるように、ビジョンを中核に据えた経営戦略を推進する企業は多い。そして、経営戦略を強力に推進する方法としての「戦略的メッセージ」発信の重要性がこれまで以上に増している。それはなぜなのだろうか?プレゼンテーション支援事業「プレゼンテイメント」を提供する株式会社カナウ代表取締役の北田浩之氏に聞いた。

「戦略的メッセージ」こそがビジョン・経営戦略推進の原動力

 戦略的メッセージとは、そもそもどのようなものなのだろうか?北田氏は、「ステークホルダーを自社の望む方向へ導くためのメッセージ」だと説明する。「経営戦略や事業の推進において、社内外に広がるステークホルダーに対し、自社のビジョン・経営戦略を共有・共感してもらい、同じ方向に導いていくことは非常に重要なファクターとなる。だからこそ今、『戦略的メッセージ』発信を重要視する企業が増えている」とのことだ。
 一例を挙げてみよう。戦略的メッセージ発信で大きな成果を生んだ企業として、ホテルチェーンのリッツカールトンが有名である。1990年代に、リッツカールトンでは「お客様はすべて紳士・淑女の皆様なのだから、私たちも紳士・淑女たるべく振る舞おう」というシンプルなスローガンを社内に伝え、浸透させた。その結果、全社員が細かな行動指針がなくとも世界一のサービスを提供できるようになったという。まさに、社内へのメッセージ発信が事業の推進につながった顕著な事例といえるだろう。
 リッツカールトンの例は社内向けのメッセージ発信だが、同様に社外に対しての戦略的メッセージ発信がより重要だ。企業経営には、株主、取引先企業、消費者といった社外のステークホルダーこそが大きな影響力を有しているからだ。では、戦略的メッセージはどのように伝えていくべきなのか?その手段として多くの企業が注力しているのがプレゼンテーションである。

重要性を増すプレゼンテーションと
さらに効果を高める2つの視点とは?

 プレゼンテーションは、これまでも社内外問わず活用されてきた一般的な手法だが、前述したように近年これまで以上に力を入れる企業が多くなっている。
 一方で、プレゼンテーションの活用が積極的になされているものの、「多くのケースではさらに高い効果を発揮できるのではないか」と北田氏は感じているという。その理由としては、プレゼンテーション自体が欧米で発達した文化のため、日本においては話し方や見せ方などの部分的なノウハウはあっても、プレゼンテーションを戦略的メッセージ発信に活かすための体系立てたノウハウが出回っていないことが非常に大きい。そこで、体系立てたノウハウに裏打ちされた正しい考え方・手順に沿って設計し、実行していくことが重要となるが、具体的にどのようなことに取り組まなければならないのだろうか。北田氏は、2つの視点が欠かせないという。
 まず、「与えたい印象から逆算したストーリー設計」。特に誰に対してのメッセージであるのか(対象)、またメッセージの結果、その対象にどういう行動を期待しているのか(行動)、期待する行動に到達するまでのギャップは何か(格差)の3点を明確化した上で、ストーリーを設計することが重要だ。設計が意識されず、「言いたいこと」を詰め込んでいるケースが多く、それではプレゼンテーションを本当に生かすことはできないという。
 次に、本記事内の図で明らかにしている「6つのステップの実行」だ。プレゼンテーションが聴衆を前に行われるものであるかぎり、プレゼンターやスライドの見た目の良し悪しだけで完結するものではない。その場を意識し、正しいステップで細部まで詰めていくことで、効果を最大化することができる。

6つのステップ

全てのステップで企業と伴走する
「『伝わるプレゼン』トータル支援パッケージ」

 プレゼンテーションにおいて、前述した2つの視点を持つことは重要だ。しかしながら、一朝一夕でプレゼンテーションの能力を身につけることが簡単ではないことも事実である。そこでお勧めしたいのが、「『伝わるプレゼン』トータル支援パッケージ」だ。
 同サービスは、株式会社カナウの提供するプレゼンテイメントを軸として、各ステップのスペシャリストが一貫体制でプレゼンテーション制作を支援するサービス。ストーリー設計、最適なコンテンツ(スライドや配布資料など)作成、さらに、スピーチ原稿やプレゼンターの研修に至るまで、体系立てたノウハウをもとに6つのステップを伴走型でサポートする。
 同サービスを活用すれば、あらゆるシーンにおける戦略的メッセージ発信の効果を最大化することができるだろう。
 最後に、北田氏に読者へのメッセージを伺った。
 「今後、企業がどのように自社の考えをメッセージとして伝えていくかは、戦略的経営を実現するうえで、ますます欠かせなくなっていくでしょう。プレゼンテイメントは、常に企業様と伴走し、経営戦略の推進を後押しします。戦略的メッセージ発信を実現したい、体系的かつ秀逸に設計されたプレゼンテーションを行いたいとお考えの企業様は、ぜひ弊社にお任せください」

Professional Profile

C.C.Gグループ
株式会社カナウ
代表取締役
北田浩之(きただ ひろゆき)

1962年大阪生まれ。
大学卒業後、印刷会社・CI広告会社を経て1990年28歳の時、独立起業。現在のC.C.Gグループの前身となる印刷業の株式会社ホーナンドーを設立。

以降、株式会社ホーナンドーの自社工場やプリプレス部門の拡充、デザインプロダクションの株式会社カナウ設立、企業分割によるセールスプロモーション支援の株式会社シー・レップの設立、イベント企画・人材派遣を行う株式会社スタッグの設立、総合プロモーション支援サービスを展開するC.C.Gグループの経営体制を確立。

現在、株式会社カナウ代表取締役 兼 C.C.GのグループCEOを務める。

企業のプロモーション活動に対して、単なる「メディア&ツールづくり」という視点にとらわれることなく「お客様の事業拡大の支援」をテーマに、マーケットに特化した戦略と組織体制、提供商品・サービスを変化させながら右肩上がりで成長。
現在、グループ単純連結46億円、同業界が伸び悩むなか、その業績とユニークな経営スタイルが評価され、各業界からの講演・セミナーの依頼も多数。