キーパーソンが語る

ブランディングと経営戦略

不安定な動きが続く世界経済。各ブランドは日本市場をどのように位置づけ、
次の一手に何を考えているのか。各社のキーパーソンに聞いた。

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Sara Sandmeier

サラ・サンドメイヤー氏
ボーム&メルシエ デザイナー

ディテールにこそ
ブランドのDNAが宿る

 クラシックなクリフトン・クロノグラフ・コンプリートカレンダーと、スポーティなケープランド・シェルビー® コブラ1963という、世界観の異なる二つのクロノグラフを発表し話題を呼んだボーム&メルシエ。意匠担当のサラ・サンドメイヤー氏はそのデザインをこう語る。
「人間がそうであるように、時計ブランドにも様々な面があります。クラシックもあれば、スポーティもある。ただし、どちらを見ても、ボーム&メルシエの時計だと一目で感じるデザインでなくてはなりません。重要なのはプロポーションとディテール。細部の仕上げにこだわるのが、ボーム&メルシエらしさなのです」
 ここ数年の時計業界では、腕時計の薄型化や小型化が急激に進んでいる。
「デザインの流行はありますが、一方でボーム&メルシエのやるべき形もある。薄型時計は今後も作りますが、極薄は目指さない。バランスのいい、シンプルな時計こそが、我々のDNAだと思います」

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