IWCアイ・ダブリュー・シー

ポルトギーゼ・トゥールビヨン・ハンドワインド

トゥールビヨンの精度を良くするには、ゼンマイを強くし、振動数を上げるのがベストだ。それを実際に行ったのが本作である。大きなムーブメントサイズを生かしてゼンマイの力を強化。振動数を2万8800まで高めることで、精度を大きく改善した。手巻き、18KRG ケース、径43mm、626万5000円

タイ各2万9000円/ダンヒル(リシュモン ジャパン☎03-4335-1755

ポルトギーゼ・ミニッツ・リピーター

ケース側面のスライダーを動かすと、音で今の時間を知らせるミニッツ・リピーター。しかし極めて複雑なため、耐久性に不安が否めなかった。しかしIWC は、懐中時計並みに大きくすることで、頑強さを与えることに成功した。またケースが大きいため音が反響しやすく、音色が良いのも特徴だ。普段使える超複雑時計の最右翼。手巻き、18KRG ケース、径44mm、940万円

高い拡張性によって実現した精巧なる複雑機構

航海用の高精度な腕時計を祖に持つのが、IWC のポルトギーゼである。その大きなサイズは、そもそも懐中時計用の大きくて高精度なムーブメントをのせるためのもの。しかし40mmを超える直径は、やがてポルトギーゼに高い拡張性をもたらした。その好例がトゥールビヨンとミニッツ・リピーターである。 普通こういった複雑機構は、サイズが大きいほど設計に余裕が生まれ、性能と耐久性が高まる。各社は技術を費やして機構の小型化に励んでいるが、理論上は大きければ大きいほど良い。そこでIWC は、スペースにゆとりがある複雑機構を開発。 大きなケースを持つポルトギーゼに搭載したのである。 結果は驚くべきものだった。トゥールビヨンは高精度になり、リピーターは腕時計とは思えぬほどの頑強さを得たのである。徹底して理詰めで作られた2つの複雑時計。ドイツ語圏スイスを代表する名門ならではの作品だ。

問い合わせ先/ IWC フリーダイアル0120-05-1868

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