2000年の開学以来、圧倒的な多国籍環境でグローバル教育を実践し、国際感覚あふれる優秀人材を多く輩出している大学が九州・別府にある。それが立命館アジア太平洋大学 APU。世界各国から留学生が集まり、異なる文化や価値観が混ざり合うキャンパスは、まさに日本国内における海外留学環境。そんなAPUとは一体どんな大学なのか?APUを特徴づける6つのポイントを紹介しよう。

英語やタイ語、韓国語にヒンディー語。キャンパスを歩いていると、常にあらゆる国の言語が飛び交うAPU。2016年の学生の出身国は90カ国・地域に及び、まさに「小さな国連」ともいえる多国籍環境。欧米、アジア、アフリカ、中東、オセアニアから学生が集まり、APUで共に学んでいる。

世界中から留学生を受け入れるAPU。学生の出身国数のみならず、圧倒的な国際学生比率も特徴のひとつだ。学生数5,848名のうち、国際学生は2,944名(2016年11月時点)。学生全体の50.3%、およそ2人に1人が外国人という、世界でも類を見ないグローバル環境を実現している。

※国際学生とは、在留資格が「留学」である学生をいう。国内学生には、在留資格が「留学」ではない在日外国人を含む。

多文化環境のもと、日英二言語教育や、プレゼンやディスカッションなどのアウトプットを重視する授業を導入し、グローバル人材の育成に努めるAPU。2014年には、文部科学省による「スーパーグローバル大学創成支援」事業の対象校に採択された。選ばれたのは、全国でわずか37校。APUは開学15年足らずにして、有名国公立・私立大学と並び、その教育構想が高く評価された。

37校のスーパーグローバル大学(SGU)のひとつに選ばれたAPU。2015年2月には、在学生・卒業生・教職員が未来のAPUについて議論する、SGUキックオフイベントを実施。

マネジメント教育における、国際認証の世界的権威である「AACSB」。厳格な審査基準が設けられ、世界に約16,000あるビジネススクールの中でも、認証校はわずか5%という、極めて難易度の高い国際認証だ。そんな中、日本国内で3校目の認証校に選ばれたのが、APU。世界的にも最高水準の教育を提供する教育機関として認められた。

AACSBの認証を受けたのは、APUの国際経営学部(APM)と、経営管理修士(MBA)の学位を取得できる経営管理研究科(GSM)。学部・大学院の両方で認証を受けているのは、APUを含め国内で2校のみ。

APUがユニークなのは、その立地。世界90カ国・地域から留学生が集うのは、東京や大阪、京都などの大都市ではなく、大分県・別府。しかも市街地から徒歩で4時間かかる、山の中腹に位置する大学だ。別府の温泉街とは別世界の「天空のキャンパス」として、学生が勉学に集中する場所となっている。

(左)あちらこちらから湯けむりが立ちのぼる温泉街、九州大分県の別府。この街のはずれに、APUのキャンパスがある。 (右) 眼下には別府湾が広がる「天空のキャンパス」。大学から眺める美しい景観も魅力のひとつ。

APUの学生は地域の小学校の子供たちと積極的に交流している。

大分県豊後高田市 三浦小学校で行われた国際理解教室の様子

以下の動画は、APUの学生が制作した大分県のCM。APUは地域と連携し、積極的に大分県を世界へ発信している。

※音声・字幕共に英語のコンテンツとなります

そんな別府市街から遠く離れたAPUのキャンパスは、市街から通学するのは大変。特に日本が始めて、という留学生にとっては一苦労。そこでAPUでは、留学生を対象に新入生を優先的に迎え入れる学生寮APハウスを用意。日本人学生も希望すれば入室でき、現在、約1,300人の学生がAPハウスで生活を共にしている。

混ぜる教育

APU開学までの経緯から、多文化環境で実践する独自カリキュラムの内容、企業から見たAPUなど、ユニークなAPUの魅力をあますことなく収録した一冊。巻末には、早くからAPUの「混ぜる教育」に注目してきた、糸井重里氏による解説も。さらに、電子書籍も好評発売中。

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