パートナー企業のソリューションとインテルのテクノロジーを掛け合わせる事でベストな課題の解決策を導き出す。

パートナー企業のソリューションとインテルのテクノロジーを掛け合わせる事でベストな課題の解決策を導き出す。

前回紹介したリテールネクスト社だけではなく、インテルは様々なパートナー企業に最先端リテールソリューションを提供している。

「顧客との関わり」「人的資本の管理」「在庫制度」は、リテールにおける3つの大きな課題となっている。その解決ソリューションとして、パートナ企業15社の協力により3月に開催された「リテールテックJAPAN 2017」では、13デモの展示を行った。

同イベントで展示された「決済」「監視」「店舗内分析」「ジェスチャー」などの様々なソリューションでは、業務の効率化や収益の最大化をおこなう事ができる可能性を秘めていると、インテル IoTアジア・セールス IoTマーケット・デベロップメント・ダイレクター 佐藤有紀子氏は語る。

例えば、今回展示された、インテル レスポンシブ・リテール・プラットフォーム(インテルRRP)はその一例だ。

同ソリューションは、RFIDをベースとしたデータ収集解析により、商品棚の情報や在庫状況を正確かつ高速に管理することで、顧客のニーズへ迅速なアプローチが可能となる。

正確な商品棚の情報と在庫状況の把握は、商品の欠品・過剰在庫の防止による収益性の向上や適切な商品配置で顧客満足度の向上に繋げることができる。それ以外にも各商品にタグを付加することで、「どこに、どれだけの量の商品が置いてあるのか」を把握できるメリットもある。

「IoTは一社では実現できません。インテルは、OEMやODMなどのシステムメーカーさんだけではなく、ソフトウェア・サービス、システムインテグレーターさんなどとも協力して、IoTを活用した各市場における課題解決に向けた取り組みを行っています。」(佐藤氏)

リテールの進化がサプライチェーンの効率化への第一歩だ

センサー技術を活用したデータ収集による「顧客の知見解析」と「カメラ」との連携が可能になれば、リアルタイムデータの分析が進み、オンラインで実現されている、パーソナライズ化した「商品提案」や「豊富な商品選択」ができる。

オンラインと実店舗の連携が進む事で分析データの範囲は広がり、より的確なマーケティング・店舗設計・販促施作だけでなく、IoTを活用したリアルタイムでのマーケティング施作をおこなう事が可能となる。

先進のテクノロジーの活用で応答性に優れたリテール店舗を実現し、実店舗をオンライン化すれば、顧客情報をオンライン店舗と実店舗で連動する事ができ、パーソナライズかつシームレスな顧客関係を築く事ができる。

このように収益の最大化と事業の効率化が可能となるリテールのIoT化からは、新たな未来を想像する事ができる。

インテルは、RFID在庫管理ソリューションはSIやサービスプロバイダーに加え、次世代型店舗体験が可能なインテル レスポンシブ・リテール・プラットフォームを活用した新たなユースケース向けソリューションを年内にも提供する予定だ。

日本のリテールの一つの特徴である「コンビニ」と「自動販売機」だけでなく、様々な「アイデア」や「テクノロジー」を持つ日本企業が同社のサービスを利用することで、リテールの課題解決ソリューションを日本市場のみならず、世界へ向けたて提供する事ができるだろう。