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業界のプロフェッショナルたちが本音で語る今なぜ、 Azure Stack HCI が選ばれるのか!?

クラウド利活用の検討が進む中、オンプレミス環境からクラウド移行時における技術的な不安から一歩を踏み出せない企業は少なくない。今回はそんなユーザー企業の不安を解消する自社検証環境を保有し、x86サーバーにおいて業界トップクラスの実績を誇るレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社(以下、レノボ)の中野氏、柴田氏と、数多くのマイクロソフト製品のシステム構築実績を持つ日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)の胡田氏、そして日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部の高添氏の4者が対談。メーカーとSIerのそれぞれの立場から、市場動向と協業による提供価値、そして今後の展開について大いに語っていただいた。

■x86サーバーで圧倒的な実績を誇るレノボの
Azure Stack HCIへの取り組み

レノボはPCメーカーとしての認知が高いが、x86サーバーにおいても業界トップクラスの実績を誇る。具体的には22か国、750人以上のCXO/ITを対象にした信頼性調査で6年連続ナンバーワン、最高レベルの99.999%の信頼性を達成している(図①/※1)。また、顧客満足度もTBR調査で2015年以来、10期連続でナンバーワンを獲得※2 しており、パフォーマンスについても実に141のベンチマーク記録を持ち、2位の競合他社84に大差をつけている(図③)。

図① x86サーバー信頼性で6年連続ナンバーワン
※1 出典:ITIC 20162017,ITIC 201729018,ITIC 20182019

図② TBR調査で顧客満足度10期連続ナンバーワン
※2 出典:TBR: Corporate IT Buying Behavior and Customer Satisfaction Study / 2H 2018

図③ 業界トップクラスのパフォーマンス(自社調べ)


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社
DCG Marketing
本部長 中野 雅由氏
Microsoft Azure Stack HCI においてレノボは、ThinkAgile MX 認定ノードとして信頼性の高いLenovoサーバー上に稼動認定されたソフトウェアを統合し、導入から保守サポートまでを提供。レノボDCG Marketing 本部長の中野雅由氏は、「単にハードウェアを引き渡して終わり、ではなくマイクロソフト、JBSと協業し、地に足の着いたソリューションを提供しています」と語る。

図:Lenovo ThinkAgile MX認定ノード


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社
Data Center Group
SDI SME ソリューション・アーキテクト
柴田 明彦氏
「2020年1月14日の Windows Server 2008/R2 の延長サポート終了が間近に迫り、ハードウェア更改時期も重なって将来的なクラウド化、ハイブリッドクラウド化を視野に、拡張性、管理性、パフォーマンス、そしてスケーラビリティのメリットからハイパーコンバージドインフラ(以下、HCI)導入は脚光を浴びています。Lenovo ThinkAgile MXシリーズは、他社に先駆けていち早く市場に投入された Azure Stack HCI に対応したサーバーとして、機能面やパフォーマンスはもちろん、 Windows Server 2019 の標準機能として提供、追加ライセンスやソフトウェアなどの購入が不要でコスト面でのメリットが非常に高く、サーバーとストレージのリプレースを段階的に進める企業にとっては、最有力の選択肢と言えます。」(中野氏)
レノボData Center Group SDI SME ソリューション・アーキテクトの柴田明彦氏も「我々としては社名の通り、お客様に付加価値の高いソリューションを提供することを目指しています。Windowsサーバー利用企業はもちろんLinuxも問題なく利用でき、さらに上流のアプリケーション レイヤーでも多くのマイクロソフトのライセンスを利用されることの多いお客様にとって、 Azure Stack HCI の優位性は非常に高いです。また、サポート面においてもレノボで一本化したThinkAgileアドバンテージ・サービスを提供しておりますので、お客様に対してJBSを通して一本化し、問題の解決の迅速さを提供しています」と語る。

■JBSがSIerの視点で語る
Microsoft Azure Stack HCIのメリットと導入時の留意ポイント

マイクロソフト製品の数多くの導入、構築経験を持つ日本ビジネスシステムズ株式会社 事業企画本部 ビジネスインキュベーション部 シニアエキスパートの胡田昌彦氏は、ユーザー視点での Azure Stack HCI の価値を、次のように話す。


日本ビジネスシステムズ株式会社
事業企画本部
ビジネスインキュベーション部
シニアエキスパート 胡田 昌彦氏
「我々にいただくご相談ではAzureによるクラウド化が先にありました。事業の成長や戦略スピードに貢献する上で、クラウド利用のメリットはお客様が理解されています。しかし新しい仕組みの理解やセキュリティのあり方など、クラウドならではの部分で苦労されることも多いのが現実です。加えて、企業のインフラを支える情報システム部門はリソースやコスト削減要求にも応えなければなりません。そのため、オンプレミスの仮想マシンを扱いなれた現状の構成と運用でそのまま、クラウドに移行したいと考えられている。Azure Stack HCI によるインフラのモダイナイゼーションは、管理性やスケールアウト性などクラウドのよいところをオンプレミスで使えて、かつ将来的なハイブリッドを含めたクラウド化に移行もしやすいというメリットをもたらす、現実的なお客様ニーズに最適なソリューションと言えます」

胡田氏はそう評価した上で、HCIの大きなメリットであるストレージの構築と個別管理が省けるという点が逆に導入時の不安につながったケースがある、と指摘する。「 Azure Stack HCI ではストレージに専用機器の構築を必要とせず、Windows上のソフトウェア設定だけで構築できる点も非常に大きなメリットです。これは長年、専門知識と技術を持つ専門部隊でストレージを構築してきた我々にとっても驚きでしたし、重要なデータを保持するお客様にとっては常識を覆す出来事です。そのため、本当に専用機器なしで従来同様のパフォーマンスと安全性が確保できるのか、障害発生時にはどのような手順で復旧すればよいのか、といった不安要素にもつながります。理論での説明は理解したが、実際に触って不明点を解消したい、というリクエストが多く寄せられるのもよくわかります」

■「実際に触って不安を解消したい」―ハイブリッドクラウド環境にも対応する
レノボ・カスタマー・エクスペリエンス・センター(CEC)

こうした要望に応える検証環境が、レノボが東京・秋葉原本社内に構えるレノボ・カスタマー・エクスペリエンス・センター(CEC)だ。ここにはLenovo ThinkAgile MXシリーズ機器はもちろん、100台以上の所有機器が常設されており、各専門エンジニアによるテクニカルコンサルテーションも可能。パートナーがお客様を招いてのテストルームとしても活用されている。「パートナー、お客様には物理的なハードウェア機器検証だけでなく、アプリケーションレイヤまで含めた実環境に近いものを構築し、トラブルのパターン別の対処方法など、さまざまなワークロードとシナリオで、実際に触って検証いただける環境となっています」(柴田氏)

図:レノボ・カスタマー・エクスペリエンス・センター

そして特筆すべきは、Azureクラウドとの接続、ハイブリッドクラウド環境での検証も可能な点だ。「これまでは安全性の観点から閉じたネットワーク環境としていましたが、ハイブリッドソリューション検証では外部と接続する必要があります。弊社ではセキュリティや運用管理上の対応を経て、それを実現しました」(柴田氏)「これからハイブリッドクラウドが当たり前になる時代に、それを前提としたソリューション、ワークロード、システムを想定した評価、検証をすることにこそ意味があります」(中野氏)と語るレノボでは、JBSと連携して Azure Stack HCI 単体のみならず、Azureクラウドとの連携によるバックアップ、ディザスタリカバリ(DR)、AI活用といったさまざまなソリューション検証を提供している。

「実際に管理画面に触れていただけると、Windowsサーバーの管理画面であるWindows Admin Center上にAzureとの連携、バックアップやDRなどが標準機能として提供されていることが直感的に理解いただけます。長年企業の情報インフラを担当され、クラウドには明るくない方にとってもわかりやすく、取り組みやすいと実感いただけると思います」(胡田氏)

また胡田氏は、クラウドとの共存においてはライセンスの取り扱いもポイント、と指摘する。
「我々JBSはハードウェア、アプリケーションレイヤに加えてライセンスも提供できる”ライセンスソリューションプロバイダー”としての強みも持ちます。まだクラウドのライセンスをお持ちでないお客様には準備や契約手続きも含め柔軟にお手伝いしますし、お客様がトラブルに陥りがちな検証環境から本番への移行時にも、豊富なノウハウでサポート可能です。また、Active Directoryのクラウド版とも言うべき Azure Active Directory の活用でオンプレミスとクラウド環境を意識せずにシングルサインオンでき、アクセスログもまとめて管理できる、といったこれから必要になる取り組みにも、いち早く対応しています」

■レノボ×JBS×マイクロソフトが
クラウド利活用による企業インフラのモダナイゼーションを推進


日本マイクロソフト株式会社
パートナー技術統括本部
クラウド ソリューション アーキテクト
高添 修氏
日本マイクロソフト株式会社パートナー技術統括本部 高添 修氏は「JBSはマイクロソフト製品に関する高い知見と豊富な実績を持ち、積極的にAzure化を推進してくれています。だからこそ、オンプレミス製品であるAzure Stack HCIに求めるべきものを、メリット/デメリット両面から正しくお客様に提案していただけるパートナーです」と期待を寄せる。

そしてレノボについては、「Azure Stack HCI協業が始まって間もないタイミングにハードウェアの準備を開始し、既にAzureとのハイブリッドクラウド環境にも対応可能な検証施設を保有されている点には脱帽です。お客様企業のクラウド推進を加速いただけるパートナーとして、今後も共創、協働していきます」と結んだ。
マイクロソフト×レノボ×JBSがそれぞれの強みを持ちより、企業の最優先課題であるデジタル化に向けて、クラウド利活用によるインフラのモダナイゼーションを推進していく。企業インフラのクラウド化推進に向けては従来とは異なる不安要素も多いが、レノボ・カスタマー・エクスペリエンス・センターで実際に体験することが、まさに成功への近道。ぜひその価値を体感して欲しい。

関連リンク

JBS Microsoft Azure Stack HCI特集ページ
https://pages.jbs.co.jp/azurestackhci.html
レノボ Azure Stack HCI ThinkAgile MX 認定ノード
https://www.lenovo.com/jp/ja/data-center/software-defined-infrastructure/ThinkAgile-MX-Certified-Node/p/WMD00000377
レノボ・カスタマー・エクスペリエンス・センター
https://www.lenovojp.com/business/product/server/lesc/

<コラム>
今後の展開~マイクロソフト×レノボが物流を変える!
「デジタルディストリビューターセンター on Azure IoT Central」

高添氏は、レノボとマイクロソフトによる新たな取り組みについても明かしてくれた。それが、レノボが9月10日に発表したIoTエッジサーバー Lenovo ThinkSystem SE350 を活用した、「デジタルディストリビューターセンター on Azure IoT Central」というソリューションである。

「これはLenovoとマイクロソフト、NVIDIAとのコラボレーションで開発中の、物流のあり方を大きく進化させるIoTソリューションです。マイクロソフトのAzure IoT Centralをベースに管理性と可視化の向上を行いつつ、Azure IoT Edge モジュールを搭載したレノボの小型IoTサーバー Lenovo ThinkSystem SE350が複数チャネルのビデオストリームをエッジ側で高速処理します。これによりお客様は、これまで人手に依存していた商品の在庫管理、ピッキングから配送などの物流運用を最適化するソリューションを、ハイブリッドのメリットを活かしながら、迅速かつコスト効率よく展開可能になります」(高添氏)

図:SE350 Edgeサーバー/デジタルディストリビューターセンター展開イメージ

この取り組みでは今後、さまざまなソリューション展開が計画されている。企業単体にとどまらず、業界全体のデジタルトランスフォーメーションを実現する両社の協業に、ご期待いただきたい。

関連リンク

Lenovo IoT エッジソリューション
https://www.lenovo.com/jp/ja/data-center/iot-edge-solutions
ソリューションデモビデオ(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=NHapwhotRsI