事業生産性「26%」向上 日本マイクロソフトが実現した「働き方改革」

課題:コラボレーションをしたくても部門間の壁が高かった… 達成:「巻き込み力」が高い社員が活躍する風土に

日本マイクロソフトの課題

部門間連携は多くの日本企業における課題だが、以前の日本マイクロソフトにおいても部門間の壁は高かったという。

個人や部門の成果が優先され、結果を出すために目の前の仕事に集中し、他部門との連携などは二の次という雰囲気があったのだ。社員の意識としても、他の部門とコミュニケーション/コラボレーションするよりも自分の部署の成果を上げることに集中しており、物理的にも他の部署にわざわざ出向くことをためらう。結果的に生産性を落としていたことは否めなかった。

課題をいかに乗り越えたか

チームや部署を超えた会話と連携を生み出すため、部門単位で席が分かれるのではなく、フリーアドレスで部門に関係なく座れるように固定席をなくし、さらにOffice 365、Skype for Businessなどのコミュニケーションツールを活用することで、気軽にいつでもどこでも必要な人と成果を生み出すためのコミュニケーションができるようにした。

常に机を並べているわけではないからこそ、上司と対面での対面1対1ミーティングを定期的に設定するなど、チームを維持する工夫も実行。

実現効果

それぞれの業務内容によって、必要な時間、場所を自由に選択できることで、社員のパフォーマンスを最⼤化することに成功した。部⾨間のシナジーは全体での⽣産性を⾼め、他部⾨や他者を巻き込んだイノベーティブなプロジェクトも多くなり、先進的なプロジェクトとして表彰され、評価されるようになった。また、お客様の状況や質問に応じて適切な専⾨家を連れてきてくれるという顧客からの評価にもつながり、巻き込み⼒が⾼く、顔が⾒える営業を実現できている。

働き方改革を経験した社員の声

まとめ

・チームや部署を超えた会話と連携を生み出すため、固定席をなくし、フリーアドレスで
 コミュニケーションしやすいオフィスに

・全社での部門間連携の奨励と、気軽にコミュニケーション/コラボレーションできる
 ツールの導入