「煙のない(スモークフリー)社会を、ここ日本で」 というビジョンを掲げるフィリップ モリス ジャパン。「煙のない社会」の実現を推進する同社の取り組みについて、コーポレート・アフェアーズ 渉外部長の永山美由樹氏に聞いた。

「煙のない社会」に向けて紙巻たばこからのシフトを決意

紙巻たばこから、加熱式たばこへ。これは、たばこ会社にとっては勇気ある決断といえる。だが、フィリップ モリス ジャパンの目指す「煙のない社会」を実現するうえで、最も有効な手段の一つであることは間違いない。

フィリップ モリス ジャパン合同会社 コーポレート・アフェアーズ 渉外部長 永山 美由樹氏
フィリップ モリス ジャパン合同会社 コーポレート・アフェアーズ 渉外部長 永山 美由樹氏

加熱式たばこは、たばこ葉を燃焼させるのではなく、加熱して、たばこベイパーを発生させる。加熱式たばこから発生するたばこベイパーに含まれる有害性成分の量は、紙巻たばこの煙と比べて平均して約90%低減されていると言われ、においも少ないのが特長だ。同社が加熱式たばこの普及を推進する背景には、「ハーム・リダクション」という考え方がある。これは、健康被害をもたらす行動習慣をすぐにやめることができないとき、その行動に伴う危険や害を低減することを目的とした公衆衛生上の概念。「従来の紙巻たばこから加熱式たばこに切替えていただくことで、喫煙による社会全体への悪影響を減らし、よりクリーンで害の少ない未来をつくっていきたいと考えています」と、永山氏は語る。

Q1 健康経営の取り組み状況

昨今の風潮から、残業への注意喚起や休暇取得の奨励、メンタルヘルスケアに力を入れている企業も目立つ。優先度は低いものの、非喫煙者の受動喫煙対策や喫煙者への禁煙サポートも、健康経営の課題として認識されているようだ。喫煙者と非喫煙者の間に立つ人事・総務担当にとっては、日常的に直面する問題ともなっている。

健康経営の一環として、受動喫煙対策や禁煙サポートに取り組んでいる企業はあるものの(Q1参照)、社内完全禁煙までの道のりは遠い。その状況下において、ハーム・リダクションの考え方は、喫煙対策に悩む企業の光明となり、それを実現する加熱式たばこへの関心は、一気に高まることとなった。

「1年半ほど前から、加熱式たばこを社内の喫煙問題の対応に活用できないか、というご相談が急増しました。そこで、まずは加熱式たばこやハーム・リダクションを正しくご理解いただくために、専用チームが企業様に出向いて説明会を行うことにしました」

説明会の実施にあたっては、人事・総務などの喫煙対策の担当部署や産業医を事前に訪問。そこで共感が得られたうえでの開催が前提だ。説明会の目的は、同社の考え方と加熱式たばこの特性の理解向上。「企業単位でハーム・リダクションを実践していただければ、『煙のない社会』の実現も加速すると考えております」。

全国1万以上の事業所で、加熱式たばこの説明会を実施

Q2 社員の喫煙への課題感

社員の喫煙に課題感を抱いている企業は6割近くに上る(Q2参照)。具体的な課題としては、喫煙や副流煙による健康問題、ニオイによる不快感、たばこ休憩に対する非喫煙者の不満、企業イメージの悪化などが挙げられた(Q3参照)。しかし、問題意識はあっても解決策に頭を悩ます企業は多い。そうした企業にとって、加熱式たばこは選択肢の一つとなりうることから、同社の説明会は非常に有益な機会となった。

Q3 社員の喫煙の具体的な課題

「説明会を設けることで、製品特性を十分に理解していただけるので、企業様の満足度も高くなる傾向にあります」と専用チーム担当者。同社の説明会は、企業から企業へとクチコミで広まり、既に1万を超える事業所で開催されている。

企業の喫煙対策に新たなソリューションを提案

Q4 加熱式たばこ導入意向(n=594)

企業が抱える喫煙の課題に対し、加熱式たばこの導入に関心を示す企業は増えている(Q4参照)。特にサービス業や卸売り・小売業、運送・旅行業に導入意向が顕著で、建設・不動産、情報サービス業、金融・保険業などすでに導入している業種も多い。接客・運送においては、自身や荷物ににおいがつきにくいというのも大きなポイントだ。

Q5 加熱式たばこ導入に際して知りたいこと(n=213)

加熱式たばこの導入に際して企業が気にしているのは、コストと他社での導入事例(Q5参照)。紙巻たばこに比べて害が少ないことの効果検証を求める声も多い。加熱式たばこについて知りたい人事・総務担当者は、一度問い合わせてみてはどうだろうか。加熱式たばこの特性や科学的データに基づく実証をはじめ、これまでの導入事例紹介やソリューションの提案により、喫煙対策に大きなヒントをもたらしてくれるはずだ。

紙巻たばこから加熱式たばこへの切替えは、喫煙ブースの変化にもつながる。「これまでの喫煙ブースを加熱式たばこ専用とすることで、ブース内やその周辺のニオイの問題が解決。加えて、分煙キャビンなどのレンタル・設置が不要となり、コストの削減が見込まれます」。

一方、今まで社内に喫煙ブースを持たなかった企業が、加熱式たばこ専用ルームを設置したという例もある。オフィス外でのたばこ休憩は、非喫煙者に不公平感を与え、ともすれば企業イメージの悪化を招きかねない。専用ルームをつくることで、それを解決しようというわけだ。これも火を使わず煙の出ない加熱式たばこだからこそ、考えられるオプションといえよう。

「加熱式たばこを一つの選択肢とすることで、今までにないソリューションも生まれます。そうしたご提案も含めて、当社は企業様の課題解決のお手伝いをしたいと考えています」

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