腕時計群雄割拠時代のビジネスウォッチ傑作選

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CITIZEN

ザ・シチズン

和紙の上に透明な上板を重ねることで、インデックスやロゴマークも綺麗に入れることができた。表現力にも力を入れているが、時計としての能力も高く、搭載ムーブメントは年差±5秒という超高精度を実現。ケース素材には軽くて傷がつきにくい独自素材スーパーチタニウム™を使用している。
クオーツ(ソーラー)、スーパーチタニウム™ケース、径37.5mm、33万円

光発電技術のパイオニアは美的表現でも先陣を切る

 ここ数年で国産ウォッチの評価が高まってきた理由の一つに、ダイヤルの表現力の向上が挙げられる。基幹技術となっている光発電は、ソーラーセルに光を当てなくてはいけないため、上にかぶせるダイヤルは透過性を重視する一方で、質感や高級感という点ではより進化させる余地があった。しかし消費電力の少ない電子回路の開発やソーラーセルの発電効率が向上したことで、透過率を減らしても時計が動かせるようになり、ダイヤル素材やデザインの多様性を高めることが可能になったのだ。
 シチズンは時計業界でいち早く光発電に注目したこともあって、ダイヤル表現へのこだわりも深い。今回採用したのは手すきの「土佐和紙」であり、和紙の表面に現れる簀の目と呼ばれる模様は、どれもが異なるため一点モノの喜びがある。
 嗜好品でもある腕時計は、機能性だけでは満足できない。技術の進化は美的表現さえも向上させるのだ。

問い合わせ先/シチズンお客様時計相談室 freedial 0120-78-4807
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