仕事の右腕、
ならぬ“左腕”
ビジネスパートナー
としての腕時計再考

腕時計が単なる時刻表示装置であった時代は終わった。
現代において、それはする者の生き方、考え方を代弁する存在になりつつある。だからこそ、名経営者は腕時計選びに真剣になる。
もしかすると、これからのビジネスの正否を占うのは、腹心の“右腕”ではなく、左腕に巻かれた腕時計かもしれない。

マリーナベイ・サンズ社長兼CEO  ジョージ・タナシェヴィッチ 氏

世界を飛び回る男が選んだ
タフで実用的な左腕

マリーナベイ・サンズ社長兼CEO

ジョージ・タナシェヴィッチ 氏

文=木村真紀 写真=マリーナベイ・サンズ

 3つの超高層タワーに船をのせたような斬新なデザイン。屋上から都市を一望できる空に浮かんだようなプール。これまでにない視覚的な驚きと大規模なスケールで、シンガポールの新ランドマークとなった統合型リゾート(IR)、「マリーナベイ・サンズ」。そこに集合する5つ星ホテルや世界最大級のカジノ、最新設備のシアターなど、そのすべてを指揮するのが、社長兼CEOのジョージ・タナシェヴィッチ氏だ。

「ゲストに響くのは継続的な“新鮮さ”だと考えています。ここ数年積極的に取り組んできたのは、デイビット・マイヤーズやゴードン・ラムゼイといった、有名シェフが手がけるレストランによるグルメの充実。そして最新のレーザー技術とジェット噴水を駆使した光と水のショーの導入や、ウルトラテクノロジスト集団『チームラボ』とタッグを組んだ展示など、エンタテインメント面の強化です」

 そんな世界的リゾートを運営するタナシェヴィッチ氏が愛用するのは世界中に多くのファンを持つロレックス「サブマリーナ」だ。

「ダイバーのための時計だけれど、海外出張やホテルでの宿泊が多い私のライフスタイルととても相性がいい。針の蓄光加工のため夜間フライトでも時間を知るのが楽だし、防水仕様だからつけたままシャワーも浴びられます。おかげでこれまで、どこかに置き忘れることもありませんでした。時を共にする相棒のような存在で、マリーナベイ・サンズを落札したときやオープンのときなど、大切な瞬間を見守ってくれた証人なんです」

 世界中でIRを開発・運営する親会社の米ラスベガス・サンズの専務でもあるタナシェヴィッチ氏。次なる記念すべきプロジェクトは、2020年に向けてカジノ合法化が進む日本市場への進出だ。

「マリーナベイ・サンズの日本人ゲストの数は外国人利用客の中で毎年不動の1位を誇ります。重要なマーケットである日本市場への参入は最大のチャンス」

 世界中のカジノ運営企業がライセンス獲得に名乗りを上げる中、日本で約100億米ドルの予算を投じてIRを開発する意向を示したラスベガス・サンズ。その実現の日、タナシェヴィッチ氏の腕にはサブマリーナがあるはずだ。

ロレックス「サブマリーナ」

幼い頃からスポーツ好きだというタナシェヴィッチ氏がパートナーに選んだのはロレックスのスポーツウォッチ「サブマリーナ」。長い歴史に裏付けられた信頼性の高さも愛用の理由。

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