心尽くしの国タイが世界に届ける環境にやさしいビューティライン

100%自然由来の商品づくり

世界のパーソナルケア市場では、メイクアップ用品、モイスチャー、ハンドクリーム、整髪ジェル、シャンプー、スキントナーなど幅広い商品が流通しており、その規模は2,650億ドル(約29兆1,500億円)に達する。パーソナルケア業界は、消費者ニーズの変化に応じて環境保護重視の方向に進み、より自然志向で、より環境に優しい商品を提供している。

その具体例としては、使用済み容器のリサイクルや、持続可能な方法で栽培された植物を使用する商品づくりがある。角質除去のためのボディケア商品や練り歯磨きにしばしば使われてきたプラスチック微粒子「マイクロビーズ」は、自然の生態系を損なうほか、水生生物にも有害なため、現在、世界的に市場から徐々に消えつつある。

環境破壊への懸念が高まるにつれて、消費者の間では自身が使う商品が環境に及ぼす影響をより強く意識するようになってきた。そのため、今日の市場では環境に害を及ぼす恐れのある商品から天然由来素材の商品への代替が進行中だ。その結果、世界のオーガニック・パーソナルケア市場の規模は2020年までにほぼ160億ドル(約1兆7,600億円)にまで拡大すると予想されている。

100%自然由来の商品づくりにかけて、タイはずっと以前から世界をリードしてきた。タイには、ジャスミン、カフィアライム、レモングラス、ココナッツなどのタイ国内で生育するハーブ、植物、果物に関する数世紀にわたって受け継がれてきた独自の知恵と知識がある。それらを生かしてつくられるのが、肌のキメを整え、心身全体の健康増進に効果があるとされる数々のタイ産のオーガニック商品だ。

タイでは、最も持続可能で倫理的に調達された原材料を使った商品づくりに全面的にコミットしている企業の数が現在も増えつつある。それらの商品の多くは世界各地で販売されている。

天然ハーブを布で包んだハーバルボール。蒸して温め、マッサージに使う

天然ハーブの美容効果の例

レモングラス

収れん等の作用があるレモングラスのエッセンシャル・オイルは、肌の引き締め、洗浄によるにきびの予防に有効。

カフィアライム・ウォーター

髪を滑らかでつややかに保ち、歯と歯ぐきを清潔に保つのに有効。

ジャスミン

クリームやローションの中にジャスミン・エキスを加えると肌の保湿効果が増加。また、ジャスミンの花をお湯に数時間浸して、オリジナルのナチュラル・コンディショナーづくりも可能。

ココナッツ・オイル

ココナッツ・オイルは他のオイルに比べると、髪によりしっかりと染み込むため、優れたモイスチャライザー(保湿剤)となるうえ、甘い香りを楽しめる。

タマリンド

甘酸っぱい熱帯果物で、タイでは古くから天然クレンザーとして使われてきた。タマリンドのマイルドな酸性は、コンビネーションスキン(混合肌)や、オイリースキンを健やかに保つのに有効。