豊かな自然と釣り人の喜びのために ─ 中禅寺湖におけるグローブライドのCSR活動豊かな自然と釣り人の喜びのために ─ 中禅寺湖におけるグローブライドのCSR活動

「マス釣りの聖地」と呼ばれる中禅寺湖は、2011年3月11日の原発事故の影響により、その自然や観光産業が大きく打撃を受けた。しかし、日光中禅寺湖漁業協同組合や行政、釣りを愛する人々の努力により、昨年ようやく遊漁者※1数が事故前までに回復。その道のりを支え続けたのが釣り具ブランド「DAIWA」を擁するグローブライド社だ。その取り組みや、去る5月20日湖畔で行われた漁協創立55周年記念感謝祭、同時開催の「岸釣り体験教室」の様子などをレポートする。

※1 遊漁者:レジャー目的に釣りや潜水、潮干狩りなどを行う非漁業者のこと。

釣り人の期待に応え
伝統を守るため困難に挑戦

日光中禅寺湖漁業協同組合
組合長
福田 政行

当組合が危機的状況にあった2013年から、グローブライドには献身的に援助いただきました。また、変わらずに通ってきてくれた釣り人の皆さんにも感謝しています。これからも中禅寺湖の自然と釣り場を守るため、ご協力をお願いします。

東日本大震災が起きた2011年3月11日、日光市は震度5強の地震に襲われた。東北地方の津波被害と比べれば重いとはいえないが、それでも尋常ではない被害に見舞われた。特に日光、中禅寺湖近辺の主要産業である観光業にとって、その後の自粛ムードなどもあり来訪客が大きく落ち込んだことは大きな痛手だった。中禅寺湖漁業協同組合 組合長 福田政行氏は、「いつもなら人であふれている東照宮ですら、数えるほどしか人がいませんでした」と証言する。しかし、同漁協の本当の苦難は、翌2012年に始まる。福島原発事故の影響で中禅寺湖の魚に基準値を超える放射性物質が検出され、マス類の持ち出しが全面禁止とされたのである。

日光中禅寺湖漁業協同組合
組合長
福田 政行

当組合が危機的状況にあった2013年から、グローブライドには献身的に援助いただきました。また、変わらずに通ってきてくれた釣り人の皆さんにも感謝しています。これからも中禅寺湖の自然と釣り場を守るため、ご協力をお願いします。

日本の管理された釣り場の多くは、成魚放流によって維持されている。養殖魚がある程度育ってから放流するため、釣り場の環境の影響は限定的だ。しかし、中禅寺湖は古くから行われてきた稚魚放流にこだわり続け、それ故により高度な釣りのテクニックが必要で、なおかつ獲物の姿かたちや味もよいと釣り人の人気が高く、「マス釣りの聖地」と呼ばれてきた。一方、そのために環境の影響を受けやすく、湖水の放射性物質濃度が低下しても、食物連鎖によって大型魚には蓄積しやすいという問題があった。

しかし、ヒメマスの稚魚放流が始まって100年以上続いた伝統をここで途絶えさせてはいけないと、この時も同漁協は安易な成魚放流は選択せず、自然の回復力に期待し、あえて困難な道を選ぶ。風評被害もあり客足が激減するなか、同漁協は一貫して正確な情報を包み隠さず公開。持ち帰りが禁止されているならば、キャッチアンドリリースに限ることでスポーツフィッシングとして楽しんでもらおうと考えた。「情報公開によってかえって風評を助長させるのではという意見もありましたが、正直に情報を伝えることこそが、信頼回復への近道と考えました」(福田氏)。

スポーツのフィールドを次世代につなぐ協力を続ける

当社は、地球を舞台に、人生の豊かな時間を提供する、ライフタイムスポーツカンパニーとして、環境保全活動に積極的に取り組んできました。私自身もD.Y.F.C※2の1期生で、子どもの頃から釣りが大好きです。しかし、自然豊かな釣り場がなくなってしまったら、釣りどころではありません。そのため、CSR活動が流行だから、ESGが注目されているからではなく、環境保全活動そのものが会社に必要な活動と考えており、中禅寺湖での活動もそのひとつです。お客様の近くに立ち、ともに歩む活動を、これからも継続してまいります。

黒目川の清掃

仁礼会の森林保全活動

水辺感謝の日 江戸川放水路の清掃

スポーツのフィールドを次世代につなぐ協力を続ける

当社は、地球を舞台に、人生の豊かな時間を提供する、ライフタイムスポーツカンパニーとして、環境保全活動に積極的に取り組んできました。私自身もD.Y.F.C※2の1期生で、子どもの頃から釣りが大好きです。しかし、自然豊かな釣り場がなくなってしまったら、釣りどころではありません。そのため、CSR活動が流行だから、ESGが注目されているからではなく、環境保全活動そのものが会社に必要な活動と考えており、中禅寺湖での活動もそのひとつです。お客様の近くに立ち、ともに歩む活動を、これからも継続してまいります。

※2 D.Y.F.C:ダイワヤングフィッシングクラブの略。グローブライドが運営する。子どもたちが自然と触れ合い、いのちの尊さを知り、釣りの楽しさを体感できるよう1976年に創設された。

黒目川の清掃

仁礼会の森林保全活動

水辺感謝の日 江戸川放水路の清掃

※1 遊漁者:レジャー目的に釣りや潜水、潮干狩りなどを行う非漁業者のこと。
※2 D.Y.F.C:ダイワヤングフィッシングクラブの略。グローブライドが運営する。子どもたちが自然と触れ合い、いのちの尊さを知り、釣りの楽しさを体感できるよう1976年に創設された。

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