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SPECIAL INTERVIEW 「旅」の履歴書

INTERVIEW Vol.1 人生は旅そのもの、冒険の連続。アドベンチャーです。 クオンタムリープ株式会社 代表取締役 ファウンダー&CEO 出井 伸之氏

国境を越えて活躍するインフルエンサーやプロフェッショナルたちが語る、若き日の初めての海外旅行や出張の緊張感、失敗談。そして、家族、友人たちと過ごした休暇など忘れられない旅の思い出から、旅に欠かせない携帯品。さらにエアラインの選択基準や機内、ホテルでの過ごし方などの旅のスタイルとこだわりまで。彼らの人生を彩った旅の履歴をひもとくことで、「旅」の真価が見えてくる。本企画はビジネスパーソンに贈る旅賛歌・旅礼賛。あなたをまだ見ぬ極上の旅へ、明日への活力となる旅にいざなうスペシャル・インタビュー企画です。第1回はクオンタムリープ代表取締役 ファウンダー、出井伸之氏の「旅」の履歴書をお送りします。

SPECIAL INTERVIEW#「旅」の履歴書

クオンタムリープ株式会社 代表取締役 ファウンダー&CEO 出井 伸之氏

INTERVIEW Vol.1 人生は旅そのもの、冒険の連続。アドベンチャーです。

国境を越えて活躍するインフルエンサーやプロフェッショナルたちが語る、若き日の初めての海外旅行や出張の緊張感、失敗談。そして、家族、友人たちと過ごした休暇など忘れられない旅の思い出から、旅に欠かせない携帯品。さらにエアラインの選択基準や機内、ホテルでの過ごし方などの旅のスタイルとこだわりまで。彼らの人生を彩った旅の履歴をひもとくことで、「旅」の真価が見えてくる。本企画はビジネスパーソンに贈る旅賛歌・旅礼賛。あなたをまだ見ぬ極上の旅へ、明日への活力となる旅にいざなうスペシャル・インタビュー企画です。第1回はクオンタムリープ代表取締役 ファウンダー、出井伸之氏の「旅」の履歴書をお送りします。

エアラインを決める最大の基準は「時間」

エアラインを決める最大の基準は「時間」

出張中は常にON DUTY

 年間20回以上の海外出張をこなしてきた出井伸之氏にとっても、初めての海外旅行ははやる心を抑えられないほどワクワクするアドベンチャーだった。初めて飛行機で旅をしたときの記憶も鮮明だ。「大学を卒業後ソニーに入社してすぐにプロペラ機でヨーロッパに行く機会を得ました。5カ所くらい経由しながら2日がかりでジュネーブの空港に到着したときには感激しましたね」。直行便でさっと目的地に着いてしまう現在と違って、当時は海外旅行にも覚悟が必要だった。「昔は、海外に旅立つ人がいると皆で空港まで行って盛大に見送る習慣がありました。海外赴任する人も、当分戻れないぞという思いでした」。
 旅の失敗談もある。若かりし日、出張先の空港に降り立ったらロストバゲージ。現地で着るスーツがなくなった。「目的地のオランダに着いたら荷物が出てこない。スーツ類を全て預けてしまい、ラフなジャケット姿で飛行機に乗っていたから会議に出るにも僕だけスーツじゃない。同行していた松下電器の偉い方から、サラリーマンは移動中も仕事中だとたしなめられた。出張中は常にON DUTYだということは松下の人から教わりました」。

仕事がメインのONの旅にいつも携帯するTUMIのパスポートケースには、旅先の紙幣や小銭の他に仕事で使うクレジットカード類、薬などが収められている。電磁波防止アイテムで知られるフィリップ・スタインのデュアルタイムと、3カ所の異なるタイムゾーンを表示するフランク ミュラーのマスターバンカーが出張のお供だ。

出井流・旅のスタイルとは?

 旅の携帯品として欠かせないのは本。一人の時間が持てる機内は絶好のライブラリーに変わる。「本を必ず数冊持っていきます。旅先で調達した最新の本を帰国便で読む楽しみもあります」。本を読む、考えをまとめる、行く先の仕事の書類に目を通す、そして時には見損なった映画を見て過ごす。もう一つ欠かせないのはカメラ。大学時代は写真部だったほどの写真好き。「仕事のときもカメラは常に持っています。旅先では結構写真を撮りますね」。
 プライベートでは複数のファミリーで旅を楽しむのが出井流。年末は毎年家族と過ごす。「ロサンゼルスはゴルフも楽しめるのでよく行きますね。名門コースとして知られるザ・リビエラカントリークラブは日本のリビエラが30年ほど前に買収したクラブ。ソニーがコロンビアピクチャーズを買収したのも同時期で、外国企業を買収して苦労したもの同士、渡邊社長のご家族とは交流があります。LA在住の友人の村井邦彦さん(作曲家・音楽プロデューサー)とも家族ぐるみでコースをまわる。去年はそこにB’zの松本さんファミリーも加わって4家族でプレーした後に韓国料理のレストランで楽しい時間を過ごしました」。
 OFFに訪れたい次の目的地は常に胸の内にある。「これから行きたい場所は2つ。まだ家族で旅をしてないアフリカ。サファリやリゾートで優雅な時間を過ごしたいですね。もう一つはウィーンのニューイヤーコンサート。ウィーンにはよく行きますが、ニューイヤーコンサートは未体験。妻と毎年のように『来年は行こうね』と10年間くらい話しているのに、まだ実現していない。次の旅先を常に持つのも大切です」。

自分で見つけたNY発0時50分の深夜便

 出張のエアラインの選択も秘書任せではない。「重視するのはとにかく時間。例えば、NY出張の帰国日にディナーを入れたい。その後でも間に合う飛行機の便はないかと探すと、日本のエアラインは18時台が最終便。ところが、大韓航空にはNY発0時50分の深夜便がある。ゆっくりビジネスディナーをした後、機内で寝て帰ってこられる。朝、ソウルで乗り換えて羽田に戻っても日本時間はまだ昼だから、会議やランチに間に合う。この便を見つけたときはうれしかったですね」。同便は複数回利用しているという。次の会議に間に合う便、ゆっくりビジネスディナーができる使い勝手の良い便を見つけたときにはことのほかうれしい。
 クオンタムリープではベンチャー企業の経営者と共に行く旅を企画。第1回はシリコンバレー、第2回はイスラエル、第3回の今年は深圳に行った。「僕の企画する旅行は常に現地集合・現地解散。個人ではなかなか訪れることのできない場所、会えない人の元に案内するプログラムを用意しますが、その前後は各自ご自由に。日本だけじゃなくてフランス、韓国、中国からも参加する。行くたびに大きな収穫がある旅です」。これらの旅は、現在クオンタムリープで準備調整中の「アドベンチャー・ビレッジ」の一環。「アドベンチャー」は出井氏のキーワードの一つだ。「人生はアドベンチャー。ベンチャーじゃなくてアドベンチャーがいい。日本の経営者もおとなし過ぎては駄目。もっ大胆になるべきだと思う。人生は旅そのもの、冒険の連続、アドベンチャーですから」。

写真=筒井 義昭 構成=藤野 淑恵

出井 伸之

1937年東京都生まれ。1960年早稲田大学卒業後、ソニー入社。主に欧州での海外事業に従事。オーディオ事業部長、コンピュータ事業部長、ホームビデオ事業部長など歴任後、1995年社長就任。以後、10年にわたりソニー経営のトップとして、ソニー変革を主導。2005年にソニー会長兼グループCEOを退任後、クオンタムリープ設立。同社のファウンダー&CEOとして、大企業変革支援やベンチャー企業の育成支援を行う。NPO法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブを設立し理事長に就任。現在、ベンチャーを育成サポートするためのエコシステム「アドベンチャー・ビレッジ」設立に向けて準備調整中。著書に『変わり続ける───人生のリポジショニング戦略』(ダイヤモンド社)、『日本大転換』(幻冬舎新書)、『日本進化論』(幻冬舎新書)、他。

出井 伸之

1937年東京都生まれ。1960年早稲田大学卒業後、ソニー入社。主に欧州での海外事業に従事。オーディオ事業部長、コンピュータ事業部長、ホームビデオ事業部長など歴任後、1995年社長就任。以後、10年にわたりソニー経営のトップとして、ソニー変革を主導。2005年にソニー会長兼グループCEOを退任後、クオンタムリープ設立。同社のファウンダー&CEOとして、大企業変革支援やベンチャー企業の育成支援を行う。NPO法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブを設立し理事長に就任。現在、ベンチャーを育成サポートするためのエコシステム「アドベンチャー・ビレッジ」設立に向けて準備調整中。著書に『変わり続ける───人生のリポジショニング戦略』(ダイヤモンド社)、『日本大転換』(幻冬舎新書)、『日本進化論』(幻冬舎新書)、他。

大韓航空は世界44カ国125都市へ、広がるネットワークでビジネスパーソンの旅を応援します。

大韓航空運航地図(2018年10月現在)

 大韓航空は175機の航空機を所有し、韓国国内13都市を含む世界44カ国125都市へ定期便を運航(2018年9月1日時点)。スカイチームのメンバーとして、またグローバルな輸送ネットワークのリーダーとして、アジアの中心的な役割を果たす。新たな路線への就航によってグローバルなネットワークをさらに拡大しており、「Excellence in Flight」をミッションとして掲げ、競争力の強化を通して持続的な成長を推進している。現在日本では東京(羽田、成田)、大阪、名古屋、札幌、青森、新潟、小松、岡山、福岡、大分、鹿児島、那覇の12都市13空港で国際定期便を運航している。仁川国際空港を経由すれば、日本から直行便が運航していないデスティネーションであるザグレブ、テルアビブ、バルセロナ、プラハ、サンクトペテルブルク、ラスベガスをはじめ、世界125都市に広がる広大なネットワークにアクセスが可能。さらに、定期便の運航がない路線には需要が高まる季節に限定したチャーター便を積極的に導入しており、またプライベートジェットによるチャーターにも対応している。