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SPECIAL INTERVIEW 「旅」の履歴書

INTERVIEW Vol.2 「未来を見に来た」日本への旅が人生初の遠距離フライト デザイナー 株式会社キュリオシティ代表 グエナエル・ニコラ氏

国境を超えて活躍するインフルエンサーやプロフェッショナルたちが語る、若き日の初めての海外旅行や出張の緊張感、失敗談。そして、家族、友人たちと過ごした休暇など忘れられない旅の思い出から、旅に欠かせない携帯品。さらにエアラインの選択基準や機内、ホテルでの過ごし方などの旅のスタイルとこだわりまで。彼らの人生を彩った旅の履歴をひもとくことで、「旅」の真価が見えてくる。本企画はビジネスパーソンに送る旅賛歌・旅礼賛。あなたをまだ見ぬ極上の旅へ、明日への活力となる旅にいざなうスペシャル・インタビュー企画です。第2回はデザイナーでキュリオシティ代表のグエナエル ・ニコラ氏の「旅」の履歴書をお送りします。

SPECIAL INTERVIEW#「旅」の履歴書

デザイナー 株式会社キュリオシティ代表 グエナエル・ニコラ氏

INTERVIEW Vol.2 「未来を見に来た」 日本への旅が人生初の遠距離フライト

国境を超えて活躍するインフルエンサーやプロフェッショナルたちが語る、若き日の初めての海外旅行や出張の緊張感、失敗談。そして、家族、友人たちと過ごした休暇など忘れられない旅の思い出から、旅に欠かせない携帯品。さらにエアラインの選択基準や機内、ホテルでの過ごし方などの旅のスタイルとこだわりまで。彼らの人生を彩った旅の履歴をひもとくことで、「旅」の真価が見えてくる。本企画はビジネスパーソンに送る旅賛歌・旅礼賛。あなたをまだ見ぬ極上の旅へ、明日への活力となる旅にいざなうスペシャル・インタビュー企画です。第2回はデザイナーでキュリオシティ代表のグエナエル ・ニコラ氏の「旅」の履歴書をお送りします。

旅先での行動を常にビジュアライズして準備することが大切

旅先での行動を常にビジュアライズして準備することが大切

旅先の国で今何がスペシャルか。常に考えて行動する

 グエナエル ・ニコラ氏の旅の記憶は、8歳のときに父母と3人でヨーロッパを回った自動車旅行に始まる。1日中車に乗って、目的地までたっぷり時間をかけた「betweenの長い旅」だったが、移動中の出合いやハプニングに刺激を受けて、鮮やかな思い出として心に残る。想定外のことが起こるから旅は楽しいのだ。
 出張のときの機内でのルーティンは、搭乗後にとりあえず軽く眠ることからスタート。目覚めたら訪問先での仕事の準備やスケッチ。インフライトマガジンのチェックは、切り取った記事を収めるための革製のファイルを機内に持ち込むほど恒例の習慣だ。現地のローカル・ムービーやニュースは必ず見る。普段はその国の言語でしか放送されない番組を英語で見聞できるチャンスだから欠かせない。
 「旅先の国や街で、今この時期に何がスペシャルなのかを常に考えて行動します。現地のローカルフードも必ずチェック。例えばドバイに行くなら必ずアラブ料理を食べたいと思うんです」。

旅先での行動はすべてビジュアライズすることが大切。仕事に必要なものはもちろん、服も靴も小物も完璧に揃えてパッキングするというグエナエル ・ニコラ氏。出張に欠かせないのは資料用のVRを見せるためのゴーグル型3Dメガネ、BOSEのヘッドフォン、スーツケースに入れても割れる心配がないオールメタルのコーヒープレス。黒革の図面ケースと大きなバッグはMOYNATのスペシャルオーダー。 機内持ち込みの大きなバッグはニコラ氏の旅に欠かせないもの。就寝時に必要なパーカーやパソコン、ノート、スケッチブック、雑誌など、このバッグ1つに機内で必要なものをすべて詰めて搭乗する。

10年先の世界を見るために選んだ未来都市・東京への旅

 初めて飛行機に乗ったのはコルシカ島へのフライト。そして 25歳のとき、飛行機のシートデザイン・コンペで1等をとって、世界中どこに行ってもOKという航空券を手に入れた。「選んだディスティネーションが日本。往復チケットだけでなく20万円程度の副賞までもらって、好奇心旺盛な若者にとっては最高のご褒美でした」。
 パリではインテリアデザインを、ロンドンではインダストリアルデザインを学んだニコラ氏だが、ご褒美のエアチケットの行く先を日本に決めたのは、日本のデザインに興味があったからではない。「日本に行って未来を見てみたいと思った。東京は私にとって当時も今もタイムマシーン。10年先の世界を見ることができる場所です」。
 初めての遠距離フライトとなった旅は、人生で最も衝撃を受けた旅にもなった。「リムジンバスに乗って高速道路を走ると、まるでバスから建物を見下ろしているような感覚になる。建物が光を放っていて、夜は道の輪郭が見えない。アップ&ダウンも多いから消えたと思った車がまた突然現れて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のよう。初めて見たときはとにかく驚きました。パリは街全体が美術館のようで美しい。それも素晴らしいけれど、クリエイターにとってはタイムマシーンのような東京の方が断然面白いですね」。

チェックインする荷物の採寸不足で肝を冷やしたプレゼン出張

 「未来を見に来た」日本で仕事をスタートし、フリーランスのデザイナーとしての活動を経て1998年にキュリオシティ設立。インテリア、化粧品、グラフィックデザインまでジャンルを超えて活動してきた。近年は注目を集めたGINZA SIXのインテリアデザインや、海外のプレステージブランドの店舗デザインをワールドワイドに展開するなど、会社設立20周年を迎える今年も多様な新しいプロジェクトに携わる。かねて興味があったホテルのデザインもロンドンで進行中。アートと建築の融合をキーワードに、既存のホテルのイメージを覆すドラマティックでエモーショナルなホテルになるというから楽しみだ。
 ニコラ氏には肝を冷やした旅の失敗談がある。イタリアのクライアントのために用意した3D模型を成田空港でチェックインしようとしたが、規定サイズより大きくて積めないと断られた。「プレゼンは明日。その飛行機に乗らないと間に合わないから、空港で模型をパキパキッと壊して箱を小さくするしかなかった」。壊した模型は現地でくっつけて何とかことなきを得たが、それ以降は搭乗時の荷物の採寸には念には念を入れる。

夏3週間、冬2週間 家族との休暇は欠かさない

 仕事の8割が海外のクライアントというニコラ氏の生活は、一カ月のうち 3週間は日本での準備、1週間は現地でプレゼンテーションというサイクルだ。多忙極まる生活の中でも、夏は3週間、冬は2週間、家族と過ごす夏のバカンスとクリスマス休暇は欠かさず確保する。「妻と16歳、12歳の2人の娘と私。みんなの意見を聞いて半年くらいかけて家族で旅先を話し合うのが楽しい。それぞれ趣味が違うから大変だけど、カルチャー、ネイチャー、アドベンチャーをテーマにした旅を交互に組んでいます」。
 一昨年はラスベガスからレンタカーで1週間約2000kmのアメリカ自動車の旅。去年はスペイン・ポルトガルの文化を訪ねる旅、今年の夏はハワイのノースショアで奥様とはゴルフ、子どもたちとはサーフィンを満喫した。クリスマスはインドとスリランカで10 日間のアーユルベーダのリトリートを受ける旅を計画中だ。「子どもも一緒にアーユルベーダ?と驚かれますが、我が家は大人のすることを子どもも体験するのが決まり」。
 家族のハワイ旅行でいつも大韓航空を利用するのは、2人の子どもたちのリクエストでもある。「2人とも機内食のビビンバが大好物なんです。子どもたちは大韓航空に乗るたびに必ずビビンバを食べます」。アートとフードを目的にしたソウル・ステイなど、夫妻で週末を利用した小旅行にも出掛ける。「旅の前にはリサーチを徹底して完璧なプログラムを作ります。予約が必要であれば抜かりなく、1日も無駄にしたくない。普通じゃない、当たり前じゃない特別な場所を探しあてる旅をしたいんです」。

写真=筒井 義昭 構成=藤野 淑恵

グエナエル・ニコラ

1966年フランス生まれ。1988年E.S.A.G (パリ) でインテリアデザイン学士号、1991年Royal College of Art(ロンドン)でインダストリアルデザイン修士号を取得し同年来日。フリーランスのデザイナーとして活躍後、1998年にキュリオシティ設立。2004年E.S.A.G (パリ) 名誉修士号取得。常にインテリアデザインから、建築、プロダクトまで、キュリオシティではデザインの境界を再定義し続け、近年はGINZA SIXのインテリアデザインや、海外のプレステージブランドの店舗デザインをワールドワイドに展開。会社設立20周年を迎える今年も様々な新しいプロジェクトが進行中。最新の仕事を紹介する『CURIOSITY SENSE 01』(パルコ出版)を今秋発行。http://curiosity.jp

グエナエル・ニコラ

1966年フランス生まれ。1988年E.S.A.G (パリ) でインテリアデザイン学士号、1991年Royal College of Art(ロンドン)でインダストリアルデザイン修士号を取得し同年来日。フリーランスのデザイナーとして活躍後、1998年にキュリオシティ設立。2004年E.S.A.G (パリ) 名誉修士号取得。常にインテリアデザインから、建築、プロダクトまで、キュリオシティではデザインの境界を再定義し続け、近年はGINZA SIXのインテリアデザインや、海外のプレステージブランドの店舗デザインをワールドワイドに展開。会社設立20周年を迎える今年も様々な新しいプロジェクトが進行中。最新の仕事を紹介する『CURIOSITY SENSE 01』(パルコ出版)を今秋発行。http://curiosity.jp

大韓航空はやすらぎの快適空間でビジネスパーソンの旅を応援します。

大韓航空機内

 大韓航空のプレステージクラスシート“プレステージスイート”では、プライベート感を重視した空間をはじめ、長時間のフライトでも疲れにくいフルフラットシートや、広々とした収納など、ひとつひとつの機能にこだわったスペースでワンランク上の空の旅を実現。多忙なビジネスパーソンにやすらぎに満ちた時間を提供する。高い間仕切りでプライバシーが確保され、読書灯は光が分散されない仕組みにより目が疲れにくいなどの細やかな配慮がうれしい。快適な居住性を有するシートでは、18インチの高画質液晶モニターと、オーディオ&ビデオ・オン・デマンド・システムで最高のエンターテインメントを楽しむこともできる。大韓航空のA380型機には、ファーストクラスおよびプレステージクラスのゲストが利用できるくつろぎの空間“セレスティアルバー”を完備。大韓航空機内のみで提供しているスペシャルカクテルを片手に、くつろぎのひとときを堪能したい。

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