ユーザーの“期待を超える”
鍵は品質とスピード

日本におけるBTO(Build To Order = 受注生産)パソコンメーカーの先駆け、
マウスコンピューターと、デジタルアートで世界を魅了する
ウルトラテクノロジスト集団、チームラボ。
それぞれの分野で日本を代表する2社のトップが語る、コンピューターの未来とは。

「森ビル デジタルアート ミュージアム:
エプソン チームラボ ボーダレス」(以下、「チームラボ ボーダレス」)では、
マウスコンピューターのコンピューター約400台が稼動しています。

小松氏

チームラボの活動には以前から関心がありました。先進のデジタル技術を駆使した「チームラボ ボーダレス」の世界に触れ、アートのあり方が大きく変わりつつあるという思いを強くし、この空間を作っているのが当社のコンピューターだということに感動しました。

猪子氏

「チームラボ ボーダレス」のコンセプトは、作品同士が連続性を持ち、境界なくひとつにつながっていく世界です。それぞれの作品が部屋から出て移動したり、他の作品とコミュニケーションをとったりして影響を受け合い、人の動きに合わせて変化していく—1万㎡もの複雑かつ立体的な空間では、市販のコンピューターでは到底処理できない膨大なデータが、プログラムによってリアルタイムの作品として描かれ続けているのです。そのために最適なコンピューターをこれだけのスペックと規模で提供してくれたマウスコンピューターの協力なしでは、「チームラボ ボーダレス」は完成しなかったと思います。

小松氏

前例のない高度な通信機能とグラフィックというハードルをクリアするために、チームラボのスタッフと議論を重ねて完全オリジナルのコンピューターを製作しました。ひとつのハードルを越えるとさらに高いリクエストがくるといったことが何度も繰り返されました。営業から開発、調達、そして製造のどれかひとつが欠けてもオープンには間に合わなかったと思います。

「品質とスピードを追求し
期待を超えるコンピューターを
作り続けたい」

小松永門

千葉大学工学部卒業後、大手半導体メーカーに入社し
CPU・チップセットなどの営業に携わる。
2005年マウスコンピューター入社。
営業本部長を経て2006年より現職。

これから先、コンピューターの果たす役割はどう変わっていくのでしょう。

猪子氏

パブリックな場所でのクリエーションを支える“インフラ”としての需要が増えると思います。現在、中国深圳市で、デジタルテクノロジーとアートによってパブリック性を保ちつつ、個人に合わせて変容するという新しい都市の開発を進めています。コンピューターによるリアルタイムの表現で創った空間の延長に都市があるという、都市のあり方を変える試みで、このプロジェクトにおけるコンピューターの役割は都市の基盤そのものです。

小松氏

今回マウスコンピューターがインフラの役割を担うにあたり、最も避けなければならなかったのは、稼動後に当社の製品の不具合で展示がストップしてしまうことでした。当社のコンピューターを選んでよかったと感じていただける製品を開発・納品するのはもちろんのこと、その後も問題なく稼動するようしっかりとサポートする。これはBTOパソコンメーカーとしての私たちの責務だと考えています。

「将来、コンピューターは
クリエーションを支える
インフラになる」

猪子寿之

1977年生まれ。
2001年東京大学計数工学科卒業時にチームラボ設立。
チームラボは、アートコレクティブであり、集団的創造によって、
アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の
交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団。

マウスコンピューターが25年にわたって成長し続けている理由をどのようにお考えですか。

小松氏

お客様にご満足いただけることは何かを真摯に考え、お客様ときちんと向き合ってきたことに尽きます。そのために重要なのは「品質」と「スピード」です。25周年を機に、マウスコンピューターは「MOUSE QUALITY」「MOUSE SPEED」「より身近な存在へ」という3つのメッセージを打ち出しました。「MOUSE QUALITY」は、一人ひとりのニーズに最適なパソコンをBTOで叶える「テクノロジークオリティ」、国内生産により高い品質を実現する「ファクトリークオリティ」、24時間365日サポートによる「サービスクオリティ」、故障の場合は96時間以内に修理を行い迅速に対応する「リペアクオリティ」、お客様のニーズを汲み取り、最適な商品を的確に提案する「セールスクオリティ」の5つから成っています。「MOUSE SPEED」はこれらのクオリティと、それを提供するスピードを両立することを掲げたものです。

猪子氏

デジタルアートの世界においても、スピードはこれまで以上に重要になっています。アートには明確な答えがないので、創り手である僕たち自身もコストや機材がどのくらいかかるか分からない。ゴールの見えない中、ぎりぎりまで調整・変更を続けながらプロジェクトを進めています。これはコンピューターがインフラとして機能してくれるからこそできるやり方です。

小松氏

私たちの使命はお客様の期待に応えるものを形にしていくこと。これからも「期待を超えるコンピューター。」というコーポレートメッセージに恥じない製品を出し続け、その結果としてたくさんの人に使っていただくことで、「より身近な」パソコンメーカーになりたいと考えています。