合理的シナリオでのクルマの電動化に向けて 日本と共に革新技術を探求するシェフラー

合理的シナリオでのクルマの電動化に向けて 日本と共に革新技術を探求するシェフラー

自動車産業の革新を後押しする世界的サプライヤーであるシェフラーは、2018年10月31日と11月1日、東京で2回目となる「第11回シェフラーシンポジウム」を開催した。2030年、新規登録車の30%が内燃機関車、40%がハイブリッド車、30%が電気自動車となるとみる同社のシナリオを紹介。日本の自動車産業と取り組むべき課題を共有し、これから求められる技術の姿を探るべく活発な議論が行われた。

数多くの技術開発の成果が披露された
「第11回シェフラーシンポジウム」は大盛況のうちに幕を閉じた

SCHAEFFLER AG
Member of the Executive Board CEO Automotive
Matthias Zink氏

「世界の自動車業界は今、明日のモビリティー社会のあるべき姿を共有し、パワートレインの電動化を合理的に進めるシナリオと、その実現に向けた技術について、真剣に考えるべき時期になりました」とZink氏は言う。

自動車産業は、パワートレインを内燃機関から電動モーターへと移行する過渡期にある。地球温暖化の進行を食い止めるため、電動化は自動車業界の責務となっている。ただし、モビリティーの利用形態は多様であり、拙速な取り組みはできない。用途、地域ごとに適切なシナリオを描き、慎重に進める必要がある。

自動車市場を俯瞰すれば、内燃機関車、ハイブリッド車、電気自動車の3つが市場で共存する時代が今後数十年間続く。いつ、どのような要求に応えるのか、いかなる技術を提供していくべきなのか。これは、自動車産業の企業が、共に考えるべき課題だ。

シェフラーは、パリ協定において国際社会が掲げた「産業革命以前に比べて、世界の平均気温上昇を2℃以内に抑える」という目標を前提とし、発電手段の変遷なども含めて合理的な電動化シナリオを検討。2030年時点には、内燃機関車30%、ハイブリッド車40%、電気自動車30%という比率目標を導き出した。そして、その実現に向けた技術開発に取り組んでいる。

未来の都市向け車両コンセプト、革新的なホイールモジュールで動く
「Schaeffler Mover」

シェフラージャパン株式会社
代表取締役 マネージング・ディレクター
四元 伸三氏

同社は、エンジン向け技術とトランスミッション向け技術を包括的に扱うことができる数少ない企業だ。パワートレイン全体を最適化し、エネルギー利用効率の向上、小型・軽量化をギリギリまで追求できる。シェフラーシンポジウムでは、そうした数多くの技術開発の成果が披露された。

世界に先駆けてハイブリッド車や燃料電池車を実用化した日本の自動車産業は、多様なパワートレイン技術を求める世界の動きの行方に決定的影響を及ぼす力を持っている。シェフラージャパンの四元氏は、「私たちは、日本のお客様のニーズを起点として、日本とドイツのそれぞれ先進的技術と融合させた競争力の高い技術を開発できます」という。日本の技術を世界に発信していく際の架け橋。これがシェフラーの役割である。

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シェフラージャパン株式会社

https://www.schaeffler.co.jp/