1. TOP
  2. パフォーマンス指標だけの広告運用から脱却。新たな分析軸を加えた「ABCインサイトマーケティング」とは?

パフォーマンス指標だけの広告運用から脱却。
新たな分析軸を加えた「ABCインサイトマーケティング」とは?

Amobee Japan合同会社

CPC、CPAといったパフォーマンス指標で広告を評価し、その指標だけを頼りにオプティマイズしている企業を多く見かける。広告とは本来、届けるべきターゲット層へメッセージを届け、ビジネスの拡大を目指すためのもの。その観点に立ち戻ると、ビジネスゴールへ繋げるためのマーケティングゴール、そしてそれを達成する手段としてのデジタルマーケティング、という考え方が必要ではないだろうか?
しかし、そのために必要不可欠なデータ活用ができていない、データ分析をマーケティング成果に繋げられていない、といった悩みを抱える企業は多い。今回は、データ分析からのインサイトを軸にした広告ソリューションを提供しているAmobee Japanの笹原健氏と蓑輪誠一氏に話を聞いた。

多くの企業では「データを生かしたPDCA が回っていない」

まず初めに、広告主が抱える課題感について聞いてみた。「そもそもデジタルマーケティングの特徴は『データや数字を取りやすい』という点にあります。しかし、広告を配信する側の企業が広告主に対して、パフォーマンス指標以外のデータを開示するケースはほぼないと言っても過言ではありません。一方で、データの蓄積に特化したサービスの他、顧客ターゲティングの示唆を与えてくれるプレイヤーも登場していますが、それらをそのままマーケティングに使いこなすことは至難の業です」(笹原氏)
顧客のオーディエンスデータが豊富に提供されれば、ユーザーに関する新たな示唆を得ることができるかもしれない。しかし、現状はその機会が提供されていないのだという。これはどういうことだろうか?

ベンダーが分断されているからこそ、難しいマーケティングデータの活用法

本来、データドリブンな広告配信を行うためには、①ターゲット選定②広告配信③分析④見直し という4つのプロセスを、データを軸にして進める必要がある。しかし、ベンダーが数値を提供していないことで、多くの広告主は“③分析”の段階でプロセスが寸断されている。「広告主が興味を持っていないのではなく、ベンダーがデータを開示していないことが問題」と語る蓑輪氏。広告配信を行った後には、本当にターゲットユーザーに広告を配信できたのか?という分析が欠かせない。そして、Amobeeのソリューションであれば、本来必要な「広告配信結果のレビューと結果に紐づいた広告配信」が行えるという。

これまでになかった「広告に接触した前後の行動も追跡できる仕組み」

では、Amobeeが提供するソリューションにはどのような特徴があるのだろうか?「一つは、データ分析、インサイトに基づいた広告配信ができること。もう一つは、AmobeeIDで管理している膨大な匿名データに基づき、消費者の行動を追跡することが可能な点です」(蓑輪氏)
ユーザーのCookieデータを基にしたAmobeeIDには、パブリッシャーをはじめとする150以上のパートナーから提供されたサードパーティーデータが紐づけられており、それを基にオーディエンス分析、キャンペーン分析をして、そこから見つけられるインサイトを軸にした広告配信ができるという。さらに、広告主が所有するデータを掛け合わせることが可能だ。
様々なデータを掛け合わせてインサイトを見つけるこのソリューションを、Amobeeは「ABCインサイトマーケティング」と提唱する。

CPA を始めとするパフォーマンス指標に代わる「新たな分析軸」

笹原氏によると「ABCインサイトマーケティングは、従来のパフォーマンス指標に加えて、オーディエンス分析・ブランドリフト調査・キャンペーン分析も一気通貫で行うことができる手法」とのこと。「わかりやすい事例として、ある消費財メーカーの分析結果があります。例えば、ホワイトニング効果がある歯磨き粉を売るために広告を出すとすると、多くの場合、美意識が高いイメージのある30代前後の女性をターゲットにすることが多いと思います。しかし、オーディエンス分析と広告配信のキャンペーン分析を通じて、60代以上の高所得者層もレスポンスが高いことが確認できました」と笹原氏。
広告主は当初、シニア層をターゲットに据えていなかったが、オーディエンス分析を通じて購買実態が明らかになった形だ。さらに、AmobeeIDを活用すれば、ユーザーが購買の前後に『どのコンテンツを見ていたか』といったこともわかるので、購買に至ったユーザーに似た行動をしている新たなオーディエンス属性(類似オーディエンス)へのアプローチもできるという。
加えて、ブランドリフトについては「動画広告に接触したユーザーに絞って調査を行うことも可能」(笹原氏)。広告指標を考える際には、マーケティングファネルの出口の部分に目が向きがちだが、Amobeeは、入口の部分(ブランド認知の向上など)とのバランスを追求することで、フルファネル型のマーケティングが可能になる。

広告を配信する側、される側にメリットがもたらされる仕組み

ABCインサイトマーケティングをフル活用することで、広告主は費用対効果の高い広告運用が実現でき、ユーザーはまだ出合ったことのない関連商品・サービスに出合うチャンスを広げることができる。データ活向上するならば、Amobeeが考える広告配信の在り方は、時代が求める本来の形なのかもしれない。
最後に、蓑輪氏は次のように語ってくれた。「インサイトを見つける為のDMPと分析ツール、そしてインサイトをそのまま使えるDSP。Amobeeが持つこれらのソリューションを一気通貫で使っていただけるお客様を増やすことで、より多くのクライアント様にデジタルマーケティング本来のメリットを実感していただきたいです。広告配信でお困りの企業様は、お気軽にお問い合わせください」。

Amobee Japan合同会社

Director, Sales and Product Consulting
笹原 健 氏(左)

Director, Business Development
蓑輪 誠一 氏(右)

Amobee Japan合同会社

設立
2013年3月5日
所在地
東京都品川区上大崎3-1番1号
目黒セントラルスクエア8階
事業内容
AMOBEEは独自のプログラマティックDSPと分析ソリューションを持つグローバルテクノロジー企業です。
2005年にカリフォルニアで設立、世界最大の通信会社の1つであるSingtelの完全子会社としてシリコンバレーに本部を構え、アメリカ・ヨーロッパ・アジアに23のオフィスと約900名の従業員を有しています。Singtelグループはアジア、オーストラリア、アフリカにてサービスを展開し、22ヶ国で6.4億のモバイルユーザーがいます。
2016年にはフォーチュン誌のマーケティング&広告部門で中堅企業のベスト100トップ10に選ばれ、ロサンゼルス、サンディエゴ、ニューヨーク、オーストラリア、ロンドンで”Best Places to Work“として認定されました。
お問い合わせ先
https://amobee.jp/