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~忙しい共働き世帯(日経DUAL読者)102人に聞く!~共働き世帯の食器の片付け事情は?
日経BP社執行役員 日経BP総研 マーケティング戦略研究所長 麓 幸子

忙しく働く共働きの主婦にとって、家族全員分の料理を作って食事をした後、一息つく間もなく、食器や調理用具の洗い物と片付けをすることは大きな負担となっている。実際に、今回の「嫌いな家事」のアンケートでも1位に来るほどで、「私が料理を作ったのだから、食器洗いくらいしてくれてもいいじゃない」と、夫婦げんかを起こした経験のあるご家庭も多いのではないだろうか。そんな共働き世帯にオススメしたいのが、ボタンを押すだけで自動的に食器の洗浄から乾燥までを行ってくれる「食器洗い乾燥機」だ。
 ここでは、嫌いな家事の筆頭となっている「食器洗い」の負担を共働き世帯はどう減らしているのか、また、それを実現してくれる食器洗い乾燥機に何を求めているかなどを考察してみた。

Q1|あなたの嫌いな家事は?
対象者:日経DUAL読者/実査時期:2018年8月~9月/サンプル数:102人/調査主体:日経BP社調べ
麓 幸子

嫌いな家事の1位は、「トイレの掃除」や「風呂の掃除」を抑えて、「食後の食器洗い」となりました。ヘトヘトになり帰ってきて、料理を作り、食事してホッとした後にまた一仕事しなければいけないというのは確かに骨が折れますよね。寒い冬では冷たい水であかぎれしたり、食器の収納が面倒なことも、嫌いな家事の筆頭に挙げられる要因なのでしょう。

Q2|1日に行っている食器洗いの回数は?
対象者:日経DUAL読者/実査時期:2018年8月~9月/サンプル数:102人/調査主体:日経BP社調べ
麓 幸子

1回が25.7%で、2回が51.2%となっており、朝・昼・晩の3食分、毎回食器洗いをしている人は少数派のようです。たまった・気づいたときにするも合わせると、まとめ洗いをしている家庭は81%にも上ります。しかし、面倒だからと後回しにしていると、嫌なニオイが漂ってきたり、雑菌が繁殖したりする可能性もありますので、できるだけためずに洗うほうがいいのは言うまでもありません。忙しい共働き世帯には少々酷なことかもしれませんが。

Q3|食器洗いの手間を減らす工夫は?
対象者:日経DUAL読者/実査時期:2018年8月~9月/サンプル数:102人/調査主体:日経BP社調べ
麓 幸子

使う調理器具を少なくしたり、ワンプレートに料理を盛りつけたりと、手間を減らすためにできるだけ洗い物の数を少なくしている人も多いようですが、圧倒的に多かったのが、「食器洗い乾燥機を活用する」でした。確かに食器洗い乾燥機を使えば、そもそも自分で洗うという行為自体がなくなりますので、手間は大幅に減りますよね。そして食器洗いに費やしていた時間を、家族や趣味のために使えるようになる。忙しい共働き世帯には必須のアイテムと言ってもいいでしょう。

Q4|食器洗い乾燥機を持っていますか?
対象者:日経DUAL読者/実査時期:2018年8月~9月/サンプル数:102人/調査主体:日経BP社調べ
NP-TZ100なら
麓 幸子

トレンドに敏感な日経DUAL読者に対してアンケートを実施したことも関係していると思いますが、食器洗い乾燥機を持っている人が77.5%に上りました。一方で、欲しいが設置スペースがない、賃貸住宅だから設置できないなど、設置場所の問題で導入できない人も多いようです。欲しいと思わない、という人はわずか3%ほどであり、今のところは食器洗い乾燥機を所有していなくとも、導入を検討している家庭は多いようですね。

Q5|食器洗い乾燥機に抱いているイメージは?
対象者:日経DUAL読者/実査時期:2018年8月~9月/サンプル数:102人/調査主体:日経BP社調べ
NP-TZ100なら
麓 幸子

特に目を引くのは、食器洗い乾燥機を使用している人の74.7%が、「共働き世帯の必需品」と答えていること。それだけ食器洗い乾燥機の利便性を実感している人が多いのでしょう。また、「高温のお湯で洗浄できる」「除菌ができる」「手洗いよりも節水でエコ」といったメリットは実際に使用してみて初めて分かる部分のようです。お手入れについても、手洗い派は面倒と考えている人が多いですが、実際は思いのほか簡単なようですね。

ナノイーX搭載で清潔をキープ!1日分のまとめ洗いも安心して行える食器洗い乾燥機「NP-TZ100」
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食後の汚れた食器を庫内にセットし、ボタンをポチッと押すだけで、「食器洗い」の手間を省いてくれる「食器洗い乾燥機」。手荒れの心配がないのはもちろん、節水が可能で、そのうえ高温で洗浄・乾燥するため殺菌効果も高いのだから、ロボット掃除機や全自動洗濯乾燥機と共に、新・三種の神器と呼ばれるのも納得できる。

そんな食器洗い乾燥機の日本での歴史はパナソニックと共にあると、キッチンアプライアンス事業部 食洗機商品企画課の澤近氏は語る。「日本初の食洗機は、1960年にパナソニックが発売した『MR-500』です。乾燥機能はなく、大きさも見た目もまるで洗濯機のようでした。このままではキッチンに置いてもらえないということで、以後、パナソニックでは特に設置性と洗浄力に注力して開発してきました。1968年には日本初の卓上型食器洗い機『NP-100』、1986年には、設置性を高めたコンパクトなキュービックタイプの『NP-600』を発売しています。洗浄力については、ごはん粒をいかにキレイに洗い流せるかを念頭に、内部のカゴやノズル、使用する洗剤や水流などを進化させてきました。そうして、2006年に生産累計500万台、2017年には生産累計1,000万台を達成しており、今や日本の卓上型の食器洗い乾燥機市場は、弊社がほぼ独占している状態です」

そんなパナソニックの卓上型食器洗い乾燥機に、2018年10月、新しいフラッグシップモデルが登場した。それが、ナノイーX放出機能を備えたことで、庫内のニオイを抑制・除菌し、1日分のまとめ洗いが気兼ねなく行える「NP-TZ100」だ。

パナソニック株式会社 アプライアンス社 キッチンアプライアンス事業部 商品企画部 食洗機商品企画課 課長 澤近 京一郎氏
パナソニック株式会社 アプライアンス社 キッチンアプライアンス事業部 食洗機事業 食洗機技術部 コンパクト食洗機設計課 コンパクト食洗機設計係 係長 的場 識義氏
パナソニック株式会社 アプライアンス社 キッチンアプライアンス事業部 食洗機事業 食洗機技術部 コンパクト食洗機設計課 コンパクト食洗機設計係 楠 健吾氏
パナソニック株式会社 アプライアンス社 キッチンアプライアンス事業部 食洗機事業 食洗機技術部 コンパクト食洗機設計課 コンパクト食洗機設計係 佐藤 百合菜氏

ナノイーXで庫内のニオイの抑制と除菌を実現
さらに洗浄後の食器も清潔に保管

共働き世帯の約65%が2食分以上の食器をまとめ洗いしている(パナソニック調べ)というが、汚れた食器をしばらく放置する際に、どうしても気がかりになるのがニオイや菌の繁殖だろう。1食分ずつ洗うのは面倒だから、こればかりは仕方ない。以前ならそう諦めていたところだが、「『NP-TZ100』ならニオイも、菌の繁殖も心配する必要はありません」とキッチンアプライアンス事業部 コンパクト食洗機設計課の楠氏は言う。

「水に包まれたOHラジカルを含むパナソニック独自の微粒子イオン『ナノイーX』を庫内へと放出する機能を新搭載したことで、汚れた食器を入れている間も、庫内のニオイと菌の繁殖を抑制できるようになりました。洗い上がった食器を清潔に保管できるよう、洗浄・乾燥後も庫内に『ナノイーX』を放出する仕様になっていますし、まとめ洗いに関する不満をしっかり解消できたと思います」

空気中の水分を利用して生成される「ナノイーX」は、周囲の温度、湿度の影響を受けやすいため、高温になる食器洗い乾燥機の庫内で効率よく動作させるのが難しかったと言う。「シーケンス(動作)を何度も何度もチューニングしたうえ、『ナノイーX』の放出経路やナノイーXデバイスの取り付け構成を試行錯誤することで、最終的に、ニオイの抑制や除菌を実現できました。また、『ナノイーX』を送り込む送風ファンを基本的には24時間運転し続けることになります。『ナノイーX』を送り込む送風ファンは乾燥用にも使っていますから、そうなると、ファンの耐久性や乾燥性能の維持、また、ファンの上部についているフィルターの目詰まりなどの問題を解決しなければいけないわけで、この設計にもかなり苦労しましたね」(楠氏)

食器洗い乾燥機の本分は、手間の低減により自由な時間を作ること。「ナノイーX」を新搭載したからといって、「フィルター掃除の手間が増えました」では本末転倒というわけだが、そうした課題をきっちりとクリアし、「ナノイーX」の搭載と乾燥性能、メンテナンス性を見事に両立したのである。

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強い水圧と高温、専用洗剤で洗浄するから
手洗いよりキレイに

汚れをゴシゴシとこすり落とす手洗いのほうが、食器洗い乾燥機よりも食器がキレイになる、と考えている人はまだまだ多いだろうが、結論から言うと、その認識は改めたほうがいいとキッチンアプライアンス事業部 コンパクト食洗機設計課の的場氏は解説する。

「手洗いに勝るポイントは3つあります。第一は、水圧です。『NP-TZ100』では高さ2mにも達する勢いで高圧水流を噴出させるとともに、回転するノズルで広範囲に水流を拡散しており、食器にこびりついた汚れもしっかりと落とせます。1回水をためてポンプで加圧して噴射しているのですが、手洗いよりもはるかに少ない水量でも食器に満遍なく水流が当たるよう、ノズルの形状や、水流の軌道も緻密に計算しています。第二は、水温です。手洗い時の水温は高くても40℃から45℃程度が限界となりますが、『NP-TZ100』の水温は最高で約80℃。洗浄水の温度を上げることで、油汚れの落ち方が劇的に上がるのは言うまでもありません。そして最後が洗剤です。皮膚に触れる心配がない分、食器洗い乾燥機では一般的な台所用洗剤には含まれない、酵素・漂白成分が入った専用の洗剤を使うことができるので、デンプンやタンパク質汚れなどもしっかり洗い落とすことができるのです」

食器洗い乾燥機ならではの「高圧水流」「高温」「専用の洗剤」が一つになることで、手洗いよりも高い洗浄力を発揮してくれるというわけだ。

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静電タッチキーと自動ドアオープンで
操作もラクラク!

「NP-TZ100」の第一印象は、「想像以上にコンパクト」。フラットな前面パネルはキッチンに溶け込みやすく、シックかつ光沢感のあるカラーリングも手伝って、約550(幅)×約344(奥行)×約598(高さ)mmという数値以上に小さく感じられるのだ。また、操作するときだけ浮かび上がる、新搭載の静電式タッチキーもスタイリッシュなルックスに貢献しているが、外装設計を担当したキッチンアプライアンス事業部 コンパクト食洗機設計課の佐藤氏は、「なめらかで快適な操作性を実現するのは簡単ではありませんでした」と語る。

ネックになったのは設置環境である。「NP-TZ100」を設置するのは台所、つまり、水や油、洗剤が付着しやすい環境であり、指先とキーとの静電容量の差を検知して反応するタッチキーにとってはいささか酷な場所といえる。「感度を高くすれば反応はよくなりますが、水滴や油で誤動作を起こす可能性も高まってしまいます。かといって感度を低くすれば、反応が鈍くなってしまい、なめらかな操作感は得られません。スムーズに操作できて、なおかつ水滴の影響が出にくい最適な感度を突き止めるのは本当に大変でした」(佐藤氏)

また、洗浄コースが「汚れレベル」を5段階で選択する方式に変更され、より直感的にコースを選べるようになったほか、前面のドアパネルには、タッチするだけでドアが開く「自動ドアオープン」が新採用された。「ドアをタッチ式にすることでデザインの“雑音”がなくなりますし、ワンアクションでドアが開けば、食器をセットする際に手に持った食器を置く必要がなくなります。デザインと使い勝手の両立。『NP-TZ100』のあらゆる部分にこの哲学が貫かれているのです」と、佐藤氏は胸を張った。

使っていないときはスッキリ、使っているときは分かりやすいデザイン。「NP-TZ100」のコンパクトなボディには、そんな、パナソニック開発陣のこだわりが凝縮されているのだ。

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食器洗い乾燥機の本質価値、それは食器を手間なくキレイにできることであり、新搭載の「ナノイーX」も、高い洗浄力も、機能美を実現したデザインも、すべてはその本質価値を追求した末に生まれたものなのである。「これからも本質価値を高めるために、その実現手段については従来の常識にとらわれることなく、さらに進化した食器洗い乾燥機を作り続けていきたいです」という澤近氏の言葉に、食器洗い乾燥機のパイオニアであり、トップランナーでもあるパナソニックの矜持を感じた。

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