日経クロストレンド SPECIAL

史上最高コスパを実現した 史上最高コスパを実現した 最新アクティブノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン「HT03」の秘密に迫る!

岸 博幸 氏

慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科教授
岸 博幸

ゲオが12月2日に発売したアクティブノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン「GRFD-TWS HT03(以下、HT03)」。同イヤホンの魅力、そして“GEO史上最高コスパ”を実現できた理由とは!?分析力と分かりやすい解説で定評があり、数々のメディアで活躍する慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授 岸博幸氏がゲオの開発担当者 常盤 雄一郎氏に話を聞きながら、「HT03」の秘密を紐解いていく。

ビデオレンタルからスタートし、メディアショップやリユースなど、市場環境の変化に対応しながら事業領域を拡大してきたゲオ。同社が今、新たな柱として力を入れているのが家電事業だ。とりわけ、ゲオが得意とするオーディオビジュアル分野と親和性の高い4Kテレビやスピーカー、イヤホンといった製品を独自のGEOブランドとして展開している。

「当社ではニッチなニーズを狙うのではなく、お客様を徹底的に見つめるマーケットインの発想で、消費者の8割を想定した“大衆”に選んでいただき、喜び満足いただけることをコンセプトに商品開発を行っています」と語るのは、ゲオ リテール商品部 ゲオ製品開発2課 マネージャーの常盤雄一郎氏だ。

ゲオが前機種「HT01」を徹底分析・進化させることで、満を持して12月3日に発売したイヤホン「HT03」も、“大衆”の手に届ける方針で生まれた製品だ。

常盤 雄一郎 氏

常盤 雄一郎 氏
株式会社ゲオ
リテール商品部 ゲオ製品開発2課
マネージャー

各社がしのぎを削り、技術開発のスピード感や価格競争の加熱化が顕著なイヤホン市場において、ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンの低価格化は進んできたが、より高性能な“アクティブ”ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンの価格はまだまだこなれていないのが現状である。

そのような状況の中で、「HT03」は“アクティブ”ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンでありながら、価格は“大衆”向けの税抜3,980円を実現した。常盤氏は他社と比較して満足いただける商品力と価格設定、品質に仕上がったと「GEO史上最高コスパ」を強調する。

「HT03」の商品力と価格に驚きを隠さないのが、慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授で、テレビや雑誌などでも活躍中の岸博幸氏だ。岸氏は移動中や作業中にイヤホンで音楽を聴くことが多いという。

「実際に試用させていただきましたが、移動中でも周囲の騒音がまったく気にならずに音楽に集中できました。最近はコロナ禍の影響で、公共交通機関や様々な施設で換気のために窓を開けますよね。自身の経験からああいう雑音の多い環境でも重宝するのではないでしょうか。高性能なアクティブノイズキャンセリングを搭載して、よくこの価格を実現されたと思います」(岸氏)

岸 博幸 氏

岸 博幸 氏
慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科教授

1986年、通商産業省(現経済産業省)に入省。産業政策、IT政策、通商政策、エネルギー政策などを担当。経済財政政策担当大臣、総務大臣などの政務秘書官を歴任。テレビや雑誌など多くのメディアで活躍中。

周囲からのノイズを軽減し、集中して音楽を楽しむことができるアクティブノイズキャンセリング(ANC)を備える。また、ノイズを軽減しながらも周囲の音が聞きやすい「外音取り込みモード(パススルーモード)」、動画視聴の際に発生する映像と音のズレを低減する「ゲーミングモード」も搭載されている

「HT03」のアクティブノイズキャンセリング機能について、技術的な裏付けを常盤氏に解説してもらった。

「ノイズキャンセリングには、イヤホンの装着感で音を遮断するパッシブ式と、電気的な処理でノイズを消すアクティブ式があり、『HT03』はこの両方を採用しています。さらに、アクティブ式は、イヤホンの外側のマイクで拾ったノイズを消すフィードフォワード方式と、イヤホン内部の再生音以外のノイズを消すフィードバック方式がありますが、『HT03』はこの2つを併用するハイブリッド方式でノイズキャンセリング効果を高めているのです」(常盤氏)

常盤氏自身、開発時に何度も電車内で試作品を装着し、音楽を流さずにノイズキャンセリング効果を確認したという納得の性能だ。

イヤホンを語るうえでは欠かせない、音質についても岸氏に聞いた。

「私はメタル系の音楽をよく聴きますが、低音がしっかり出ていて聴きやすいと感じました。こだわる方なら再生デバイス側で音質調整をするケースもあると思いますが、『HT03』は最初からバランスの取れた音質設計になっている点で好感が持てます。これならどのようなジャンルの音楽にも合いそう。とても期待ができる商品に仕上がっていると感じました」(岸氏)

「HT03」は、従来品に比べてイヤホンのドライバー径が10mmと大きい。常盤氏によると、これによって自然な低音が再現できるようになったのだという。ジャンルを選ばずに高音質が得られるのも、幅広いジャンルの音楽を聴く“大衆”を意識していることの表れだと言えよう。

「HT03」の主要機能と仕様

アクティブノイズキャンセリング アクティブノイズキャンセリング機能を搭載、内蔵マイクで集音したノイズをデジタル処理により逆周波で打ち消してノイズを低減するため、周囲の騒音や雑音などを気にせず集中して音楽を楽しむことができます。
クリアでパワフルな音質 搭載された大口径10mmドライバーにより、サウンドは低音が強く響くような迫力と、音の広がりが感じられ、あらゆる音楽がクリアに、そしてパワフルに聞こえます。
急な雨や運動にも スポーツジムなど運動時の汗や急な雨での水漏れ日々の生活シーンにおける防水機能を搭載。(IPX5規格)
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