日経クロストレンドSpecial

5000円台から始めるワンランク上に見えるオーダーシャツ

会議やミーティング、商談などもオンライン化が進むニューノーマル時代に、さり気なく個性を主張できるオーダーメイドシャツ。オンラインでオーダーメイドシャツを提供するSolve代表取締役社長の松田里美氏に、アイデアの着想点、サービスの特徴などをうかがった。

清潔感あるシャツスタイルが
ニューノーマル時代の定番に

西野氏

 ビジネスウエア市場で変革が進んでいる。総務省の家計調査によると、1世帯あたりの年間メンズスーツ(背広)購入額は、2000年に対して、19年は約6割減となっている。その要因の一つとしては、クールビズの浸透などによる、仕事着のカジュアル化、多様化が考えられる。

メンズスーツ購入額の推移

メンズスーツ購入額の推移

 20年以降は、新型コロナウイルスの感染拡大防止による、テレワークなど業務のオンライン化が進み、カジュアル化、多様化がさらに加速したといわれている。そこでキーワードとして浮かぶのが「シャツスタイル」。自宅からオンラインで会議等に参加する場合、シャツスタイルでという人も多いだろう。

 「自宅からスーツでモニターに映ると硬い印象を与えるため、シャツスタイルが選ばれるのではないでしょうか。清潔感あるシャツスタイルなら決して失礼にはなりません」

 こう語るのは、オンラインオーダーメイドシャツブランド「SOLVE」を手掛けるSolve 代表取締役社長の松田里美氏だ。高品質で体にフィットし、見栄えが良いオーダーメイドシャツを、オンラインで簡単に、安価に提供するブランドが「SOLVE」。好みに合わせたカスタマイズも可能で、第一印象をワンランク上げるシャツスタイルを実現してくれる。

自信と成果を手にすることが
オーダーメイドシャツを選ぶ意味

松田氏
Solve
代表取締役社長
松田里美

 女性である松田氏が、なぜメンズシャツに注目したのか。松田氏はもともと、東証一部に上場しているIT企業の取締役を務めながら、長く人事に携わってきた経歴を持つ。そこで多くのビジネスパーソンと出会い、感じてきたことが「SOLVE」のアイデアの源泉だという。

 「人は見た目よりも内面が大事。それは十分承知していますが、写真を見て、また初めて会って話したその場で、相手の内面を正確に把握できる人がどれくらいいるでしょうか。第一印象、つまり外見が人の評価に大きく影響するのは間違いなく、『この人は外見で損をしている』『もったいない』と思うことがよくありました。大切なのは内面ですが、その内面を相手に伝えるためには、外見にも気を配らなければいけません。とはいえ、高価なブランドスーツを着る必要はなく、自分に合ったシャツを選ぶだけで第一印象を変えられると思ったのが、このビジネスを立ち上げるきっかけになりました」(松田氏)

 オーダーメイドにこだわるのにも理由がある。それぞれの体型にフィットし、襟やカフス、ボタン、刺繍等のカスタマイズも可能になっており、世界で1枚のオーダーシャツが手に入る。「着たときの満足感が自信を生み、前向きにトライできるようになれば成果も手にできる。オーダーメイドシャツでそんな体験をしてほしい」という思いが込められているのだ。

 IT企業での経験を生かせるオンラインに特化したことで、オーダーメイドながら、手頃な価格での提供も可能にしている。

フィット感×
フィット感○
「オーダーメイドシャツの魅力は、体型に合わせるためシルエットがきれいに見えること。サイズ、体型に合わないシャツと比較すると、相手に与える印象は大きく変わります」(松田氏)